生きてゆく苦悩を訴えるシーンは圧巻。コンチャロフスキーは、本作でも『貴族の巣』のときのように、緑の美しさに固執しているように見える(室内はモノクロ)。俳優は馴染のある顔ぶれだが、どこかとっつきにくい…
>>続きを読む『ドライブ・マイ・カー』から気になって探していたが、ない。
今回ナショナル・シアター・ライブ 2024 「ワーニャ」の予習の必要があり、仕方がないのでYoutubeにあった演劇版を鑑賞。
この有名な…
【『ドライブ・マイ・カー』予習】
コンチャロフスキー版。アーストロフ役はあの『戦争と平和』監督のセルゲイ・ボンダルチュク。セピアや写真の羅列、空間の息苦しくも美しい切り取り方が良い。観ていたら『バー…
50年代以降、本国ロシア以外も含めて複数の映像化が為されているが、コンチャロフスキーの作品である本作が最も秀でた映画であると感じた。
チェーホフの原作を約100分という比較的観やすい尺に収めながら…