劇的な変化がある訳ではなくて、何気ない日常が淡々としんどくなっていく。お母さん子供大好きな感じだったのに、子供放ったらかしにして男にあっさりついて行ってしまうのがなんだかなあ…
12歳なんてガキンチ…
YOUが男に依存してるお母さんをバッチリ演技してるからこそ、子供達を置き去りにした感じがリアルに。
こういう女性いるよ。
それでも子供達は・・・
どうなるのかわからない最後。
ちゃんと保護さ…
構想自体が優れていることは言うまでもない。2時間半にも及ぶ作品なのに、全く飽きることがなかった。映像に関しても様々な工夫がみられた。零れたマニキュアの染みや、茂がベランダに放り投げた土団子、赤いおも…
>>続きを読む今までどんなことがあってもしてこなかった万引きを家族のためにする。その家族が死んでしまった時に初めて自分の感情に触れる明。
愛している人の死で感じる「気持ち悪さ」こそ、主題歌の宝石で歌われる一瞬の輝…
子供たちの事を誰も知らないってこと、大人のことを誰も知らないってこと、みんなが知らないフリをしているってこと
実話だったんですね、観ていてずっと救われることがなくてしんどかったのに、事件の内容調べ…
とにかく子供たちが健気で逞しい!
そしてもちろん!!!
たかだか12歳の子供に全てを任せ、4人の我が子よりも男を選んだ母親。
更には電気も水道も止められ、こんなに助けを必要としているのに、軽く考えて…
ネグレクト家庭で育った兄弟達がだんだんと衰弱していくシーンに胸が締め付けられた。
お金を補助するんだったらもっと早く多く払ってあげてほしかった。
学校にもいけず家からも出してもらえなかった妹弟はど…
最後まで救われなくて、胸が苦しすぎる
最後の画面が画像になったところで実話もとにしたっていう是枝さんの最初を思い出して吐き気がした
これは柳楽優弥の圧巻、圧倒的な演技
画面の作り方構成、完璧だった…
辛い作品だった。重く暗いテーマを淡々と描いている。
ラストまで現状の問題が解決する描写はなく、きっとこれからも彼らのあの生活は続いていくのだろう。
本当に「誰も知らない」のだろうか?知らないフリを…
ゆきの誕生日のシーンが好き。音の鳴る靴で外へ出て、アポロチョコを食べている。
子役みんな、自然体に近い演技をしている為より作品へ集中出来る。
結末がかるく分かっているわけで、つねに緊張感もある。…
(c)「誰も知らない」製作委員会