[妻を射殺して逃げるように火星へ] 60点
革命直後のソ連で火星遊泳を夢想する青年が実際に火星に行く話。原作がトルストイで、火星の女王がユーリア・ソーンツェワってとこに一番衝撃を受ける。火星のアヴ…
曖昧な境界。屈折している。妻への嫉妬妄想。そこから逃避するための夢想としての謎の電波信号、ロケット開発、火星人、宇宙旅行。火星女王が自分のことを愛しているという妄想。三角観測装置、冷凍保存・人工管理…
>>続きを読む「浮気を疑って妻を殺し、逃亡先の火星で女王と恋に落ちる(ついでに共産革命が起こる)」、これがロシア史上初の宇宙映画というのだから愛おしい。現代から見れば結末がいかにもロシアらしいブラックユーモアにな…
>>続きを読むメトロポリスより早く,すでに舞台装置や衣装は完成している.且つ只のSFに終わらずあくまでヒューマニズム要素を主眼とする饒舌さ.
機械や技術から人間へ,ではなく人間によって革命がもたらされるのも新鮮.…