ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』とはまた発想の違った月世界もの。科学発展途上の時代のSF。近年の作品とはまた違う夢とロマンが詰まっていた。
『メトロポリス』がSFの中でもサイエンスファンタジー…
ゆったりしたベロシティ、惹きつける魅力の重力。前半のノアール的設え。人物の在不在により展開を開く扉の開閉。後半の完成されたフォーマット。理屈ではなく最早観念的なラスト。縛り付けの機内にて、ベッドから…
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ある完璧なシーンから説明したいと思って、ヒーローと花売り娘のエピソードです。四囲の奥行きは分列して、環境はうごうご押しかける気がして、ほんのわずかカットで、運命づけられていた出会いが出てきた。いかに…
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長い。
ロケットのデザインから大城のぼるという漫画家が当時観てたんじゃないかという気がして鑑賞。しかし大城よりもモロ手塚治虫だった。
五人のブルジョワの手下の男の変装する仕草なんか、本当に手塚マンガ…
ありがちなメロドラマといった感じ。長い。
なんで月にいるのに防護服着てないんだと思ったらアポロ計画の数十年以上前だししょうがないかと思った。今となってはもう絶滅しているであろうトンデモ月世界が楽し…
1969年にニール・アームストロングがはじめて月の大地に一歩を踏み出したずっと前から、人類は空想の世界で幾度となく月面旅行を果たしていた! ロケットに紛れ込んだ少年が愛読する宇宙ものの漫画。月面にた…
>>続きを読むラング監督が「メトロポリス」(1927)「スピオーネ」(1928)に続いて作った世界初の科学的なSF映画。当時最先端のロケット工学に基づくロケット打ち上げシーンはその後の宇宙開発競争に影響を与え、自…
>>続きを読むやたらスケールがデカいので『メトロポリス』みたいな話なのかと思いきや、船内で繰り広げられるメロドラマやちょっとしたアクシデントすべてが閉塞感漂ういつものラング。普段なら最高に面白いのだが、さすがに長…
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