胡同(フートン)のひまわりに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『胡同(フートン)のひまわり』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

1967年生まれの男性・向陽を主人公に、北京という土地での家族の30年を描いた作品。

主人公の父は画家で、後年の一本筋の通った頑固な様子から、若い頃も自分の意見を曲げない人だったらしく、文化大革命…

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Kotapo
4.6
政治的背景を理解した上で再度観賞してみると、とても感慨深い。
父子の確執を描いた作品。
監督自身の家族がモデルとなっている。
ジャン・シャオガン(映画で使用されている作品を個展にて鑑賞)とのコラボは見所の1つ。
きよ
4.8

親父と子供の分かり合えない家族愛を描いた作品。家族愛映画と言えばアジア映画、だと個人的には思っていますが、その中でも至高の1本。

僕自身中3ぐらいで見て、こいつが僕の反抗期がほとんど無かった所以と…

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5.0

このレビューはネタバレを含みます

エンディング手前までずっとやるせないですが、最後に、悔しいけどスッキリさせられました。
「胡同のひまわり」というタイトルは息子を模していると思っていましたが、最後の手紙から
頑固で古いもの(胡同)と…

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KSat
4.2

親子の確執を北京の発展と重ねて描いた奥深い一作。

画家になる人生を息子に強要する父を、人々をがんじがらめにし続けた中国共産党に重ねる合わせることも出来るかもしれないが、結局、最後には、ジャン・シャ…

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4.8
失われゆく胡同の街並みと、その中でぶつかり合う父子の確執。個人的に身につまされるものがあるのも相まって、非常に感情移入した。もう一度見たいし、他人にも薦めたい作品。
ジャン・シャオガンの絵が好きなのもあり。胡同の映像も印象的だった、もっかい観たいな!

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