ある診療所、医師の日常。時代が、この世界を変えたのならば、こんな悲しいことはない。整えて崩れゆくものもある。助け合いの優しい世界。街並みも、出てくる人もみんな素敵。こういう時代に生きたかったし、こう…
>>続きを読む1952年製作公開。原作井伏鱒二。脚色斎藤良輔。監督渋谷実。上映館の解説には、/一人息子を戦争で亡くした老医者は、医院のドアに“本日休診”の札を掲げ、看護師たちを慰安旅行に送り出すが、次から次へと急…
>>続きを読む私が好きな三浦哲郎の師匠、井伏鱒二が原作の映画でした。
井伏鱒二の昨品自体が初めてなのですが、コミカルで明るく、三浦哲郎とあまりにも違っていたので、まず驚きました。
舞台化したら、面白そうです。…
休診なのに、次から次へと難題が降りかかってくるシチュエーションコメディの体。笑いながらも、戦争の影がしっかり描かれてるので、陰影のある奥深さ。軽妙なタッチだからこそ、ズシンと堪えるものがある異色の反…
>>続きを読む休診日でも求められれば診察を行うお人好しな町医者と周囲の人々。
混沌とした時代に助け合って生きる人々を描いた喜劇。
三國連太郎演じる戦地で心を病んだ帰還兵のぶっ飛んだ演技は素直に笑えず異彩を放…
町医が主人公の下町人情コメディ群像劇。
中盤まで踏切と電車のアクションが繰り返される。
軽いタッチで笑える中で、精神を病んでしまった三國連太郎演じる帰還兵をはじめとして、貧しい皆が支え合うさまにグッ…
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