過去鑑賞。この作品のことをすっかり忘れていた自分が悔しい。久しぶりに観たくなった。
村上春樹の世界観がそのまま映像に落とし込まれたような、淡々と流れる時間がたまらなく心地よい。
そこに重なる坂本龍一…
静かな映画だった。
一切感情を込めずに棒読みのような朗読がずっと続くけど、映像とマッチしていて退屈することなく最後まで楽しめた。休日に窓辺で外の雨音を聴いてるような心地良さだった。
時々キャストが…
2025年6月鑑賞
原作は未読。坂本龍一の音楽が良い。宮沢りえの若い頃を見たのは初めてだが、綺麗でびっくりした。孤独を切々と美しく描いた作品。映画の雰囲気は好みだが「若く美しいヒロイン」にちょっとモ…
『トニー滝谷』は、孤独そのものを否定的に描くことはない。むしろ、それを前提としながら人がどう生きるか、どう記憶を抱え、どう再生しようとするかに焦点を当てている。
人は決して他者のすべてを知ることは…
あまりに完璧でびっくり。そして、この達成が、その後の日本映画に受け継がれていないことにもびっくりしている。(少なくともメジャーでは)すごく軽やかに無視されている。
抑制の効いた映像、抑制の効いた音…
やっと観る事が出来た。
撮影法もびっくりだが、
静けさと村上春樹の淡々とした作品が
映像によく反映されてる。
白い家に虚しく座る主人公。
美しいA子。
日本映画の棒読みたいな話し方が好き。
…
何度観ても好きが変わらない作品のひとつ
知ってしまったら、知らなかった頃には戻れない
ふたりの幸せを知ったからこそ、次にきた孤独は彼女と出逢う前の自分ひとりだった孤独よりも苦しいし、幸せな記憶が…