20240119
原作未読。右から左に流れる場面転換や生気のない色彩などの静かな演出がやるせなく、心地良い。第三の壁を越えて語りに参加する登場人物。孤独なトニー滝谷が、孤独でなくなって、また孤独に…
ずっと前から観たかった作品。映画館で見られて嬉しかった。
とてもとても好きな作品で、今後何度も見返したくなる作品だった。孤独をなぞるように静かに物語が展開していく。
孤独が当たり前の主人公。家族…
原作も読んで好きだったけど映画もとても良かった。原作を読んだ時は人の死についてが1番のテーマで、愛した女の影を追い求めているよくある話のイメージが強かったけど、実はモノの死でもあるのでは?と一緒に映…
>>続きを読む原作は未読。
全体的に彩度の低い画面が落ち着いた、若干の非現実的な現実を思わせる。ゆっくりとパンして画面が流れる様は、より物語の時間感を感じさせる。
何も知らない時の孤独と、何か知った後の孤独って…
朗読の映画
最後の電話は繋がらなくてよかった。繋がってたらトニー滝谷は不安だったと思う。
それは孤独に慣れてるから
誰かと付き合うとソワソワして、不安になると思う。
だって、いつもと違うから…
トニー滝谷との結婚前にレイコが、洋服が心の隙間(足りない部分)を埋めてくれる的なことを言っていたから、買物依存症になったのはトニーとの結婚生活に不満があったからではないか、いやただシンプルにトニーと…
>>続きを読む紙芝居みたいな映画やったな
静かさは好きやった、唯一、宮沢りえの泣く演技だけがどうしてもそぐわないもののように見えたと言うか聞こえたけど
ラストシーンの電話をかけるところ蛇足な気がするなあ、でも父親…