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「ジャンプ」に投稿された感想・評価

のんchan

のんchanの感想・評価

3.5
『ミッドナイトバス』があまりに好き過ぎて、2年前に同じく原田泰造主演で武下昌男監督のこの作品をDVDで観た。

なのに観た事をすっかり忘れてしまい、またレンタルしたという情けない私。
観始めてもなんかピンとこなく、始まって10分ほど経って、あー観たんだ!と気付く(>_<)
ん〜やっぱりこの作品は自分好みじゃない事が判明した次第(;´д`)


好みではないけれど引いた目線で観ると、良い所も沢山発見した気もする。

なんと言っても原田泰造という巧い役者が2003年当時から立証されていた。
初主演を傍で熟練俳優が固めていた。
光石研、寺島進、平泉成、中井貴一、伊武雅刀ら...

そして、牧瀬里穂が美しい(女からするとデキ過ぎの男ウケするタイプで気に入らないけど)
そして笛木優子は昔から落ち着いていてキレイ。


ミステリーの要素もあり、人間の深い心理やテーマの『if』
あの時、あーしていれば...
あのようにした方が良かった...
誰もが過去を振り返る瞬間がある。
この映画はその一瞬を男と女の出会いから、別れ(女の失踪)と5年後を描いている。

作品としては良く出来ていると改めて感じた。
直木賞作家佐藤正午の小説の映画化。
佐藤正午さんは、面白い小説書くよ

出会う人や周囲の人が嫌な人すぎて、意味が分からない。むやみやたらに主人公に攻撃的な人が多すぎる。特に、突然ミハルの家に来た姉が煩わしい。皆そうだけど、付き合ってたら、何でも知ってるなんて幻想だよ?しかも、勝手に出て行って、連絡ひとつ入れない女だよ。(何度か入れたらしいけど)そんな女のことなんか知らんわ。

牧瀬里穂演じた女性も、男の理想を描いたような雰囲気で気持ち悪い。

などなど、思って、5年後をみたら、まさかの茶番劇が始まって驚いた。ファー、ひどい話観せられましたわ。泰造さんは好き。
赤足

赤足の感想・評価

3.5
映画「ミッドナイト・バス」が思いのほか、良かったのもあり!監督と出演者(原田泰造)が同じという事で、レンタルになかったので思わず購入して鑑賞してみた。

ある夜、南雲みはるは、酩酊した恋人、三谷を自分のマンションに残したまま、朝食のリンゴを買いに出かけた。「5分で戻る」と笑顔を見せて。しかし、彼女はそのまま、消えてしまった。三谷は僅かな手掛かりをもとに行方を探し始めた。

一件、ミステリー作品なのかと思いきや本筋は"if(もしも)"を題材にした。過去に思いを巡らせながら、疾走した彼女の行方と消えた理由を徐々に紐解いていく内容であった。

ストーリーは淡々としていて、あまり派手さはないがどこか惹かれる魅力を感じさせられ、後に作られる「ミッドナイト・バス」と通じる空気も感じ取れた。1人の男と、対象的な2人の登場人物達が対となり織り成す三重奏の人間ドラマは丁寧に作られており、物語の随所に"if"が散りばめられ「あのとき、ああしていれば」「あのとき、あんなことをしなければ」「今の現実は違うものだっただろう」っと全体を構築しており、なかなか見事であった。ラストに真相は明かされるのだが、今が幸せなら、過去に何があったとしても幸せなのか?というような、ずっと知りたかった真実が果たして正解だったのか?もしくは不正解だったのか?の"if"に真意を問われるように感慨深く、少し後味の悪いラストだったようにも思えた。

見終わった後は人間誰しもに共通するような過去を振り返り、時に後悔をしたり、昔を懐かしんだり、それでも今という未来を選択した結果があるような、様々なことを考えさせてくれるような作品だったと思えた。
原田泰造の作品を見たくて鑑賞。急に恋人がいなくなる、そんな寂しさを残した人にもきづいてほしい。そんなに一日で続くことあるかい!?って思うほど彼女の1日は濃密で、消えた理由も女の怖さを感じた。でもやっぱり声くらいはかけたほうがいいよね。
ardant

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4.5
素敵な物語の作品だ。人生への悲哀、人への想いを深く強く感じてしまう。

このDVDをなぜ、借りたのかも忘れてしまっていたのだが、始まって15分程経った頃には、画面に釘付けになっていた。

半年前から付き合っている女と酒を飲んだ後、女の家に着いた時、女が、男の好きなりんごの買い置きがないと言って、コンビニに買いに行ったまま、帰って来ない女を、探す物語だ。
失踪した彼女を探す過程とその後に、いろいろな人のいろいろな想いを、知ることになる。

「本の雑誌」が選ぶ2000年度ベスト1になった佐藤正午の同名小説を井上由美子が脚本化している。
この作品には係わった人のいろいろな想いを感じることができる。製作者の中にいた根岸吉太郎は、佐藤正午のデビュー作『永遠の1/2』を1987年に内田栄一の脚本で映画化しているし、監督の竹下昌男は、本年公開された『ミッドナイト・バス』を本作と同様に原田泰造で作っている。この作品は2003年公開だから、ほぼ15年ぶりの作品になるのだ。

牧瀬里穂が素晴らしく美しく、原田泰造は初主演映画と思えないほど上手だ。
そして、共演者がまことに豪華だ。平泉成、光石研、寺島進、鈴木砂羽、吉瀬美智子、笛木 優子、伊武雅刀、中井貴一、佐藤隆太、青木さやかまでいた。

井上由美子の脚本と監督竹下昌男の構成・演出は、原作に忠実に、ほとんど手を加えていないが、抑制されたセリフ、演技が、私には、非常に好ましく映った。

p.s.
牧瀬里穂が演じた役回りの描き方は、映画の方が数段上だ。恋する人への想いを強く感じるからだ。
ドント

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3.7
03年。よかった。ウワー。ワー。こういう作品に不意に出会えるからたまらない。深夜にリンゴを買いに行くと行って出かけて、そのままいなくなってしまった恋人を探す男の話。
恋人が蒸発と言えるような失踪の仕方(途中までは辿れるけど)をする大変な事態なのだがとても体温が低く、淡々と、低い段を踏んでいくように進んでいく。誰も叫びもしないし大事件も起きない。風景の切り取り方が、確かに日本なのだけど日本じゃない、異人から観た日本みたいな空気と、主人公以外を堅苦しい台詞回しにしてどこか居心地悪くしていくスタイルが、並の邦画から本作を引き離している。
そらへんも含めてホウ・シャオシェンやエドワード・ヤンっぽいのぅと思ってたら監督は『ヤンヤン 夏の想い出』で助監督をしていたらしくやっぱり!!と思った。かと言ってあちらほど映像の緊密感はなく、どこかゆるりとしていつつ、不思議と目は離せない。影響は色濃いけど邦画成分も多いのかしら。原田泰造の異様なくらいの上手さと、牧瀬里穂の綺麗だけど怖いオーラも見もの。よいものを観た。
mato

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3.0
原田泰造の演技がよかった。自然で変に芝居臭くない。
恋人が行方不明になった真相はというと、うーん別れの一言ぐらいいいなよって思う。
Chunk

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2.0
ちょい意味不明だけど、ゲリラ撮影?
で、周りがキョロってるのはリアルで良かった。
原田泰造の演技力、なかなか目を見張るものがあると思うんだけど。もっと俳優としてやって欲しいな。
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