【鑑賞メモ】
ウィトルウィウス的人体図。
前衛美術みたいなモノクロ映像が、とにかく良い。なんだこれ。
開幕の、水に落ちる手のシーンから名作を確信した。まぁ名作なんですが。
病院のシーンなどは特に…
原作にあった、「顔」の役割、アイデンティティとの結びつき、社会性などの哲学的要素は抑えめ。しかし、勅使河原監督の前衛的な演出と安部文学の相性は素晴らしい。仲代達矢の、あの朴訥とした喋り方も合っている…
>>続きを読む顔がなくなってしまったら、もしくは他人になったらアイデンティティを全て失うのか
皮肉にも心で会話してたのは美人の奥さんの方だった(拒絶してたもののいっつも嫌味ばかりでうざがってたと思う。一人で包帯巻…
え!?京マチ子様吹き替えでないよね!?
衝撃の一言。言葉が出ません。
原作も、この監督の作品も知らないけど、すごい台詞の言い回し。よくもあんなに、回りくどい言葉が次々と出て来る。すごい。音楽、映像…
前衛的な安部公房の原作を、勅使河原宏の実験的・刺激的な演出で、ATGを先取りしたような作品になったのだろう。この企画に製作資金が出て、映画が製作されたという事実に、激動の1960年代という時代を感じ…
>>続きを読む原作を読んだのは約30年前。話の内容はほぼ覚えていなかったものの、原作小説の雰囲気を精緻に映像化している気がして、映画は初見なのに何となく既視感を覚えたほど。脚本を安部公房自身が担当していることに加…
>>続きを読む”顔面移植ジャンルを追ってみよう"
顔面移植ジャンルのわが国での先駆的作品でありながら、娯楽性を排した実存映画である。
勅使河原宏は脚本も担った安部公房の難解な主題を、執拗な顔のクロースアップ、…
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