安部公房、勅使河原宏監督2作品め。なんて面白いんだろう。砂の女もこれもオープニングから先ずカッコいい。ハンコや人の顔の羅列。迫力ある題字に武満徹の音楽。昔の映画はいいねーなんて言ってしまう。
名優た…
事故によって顔を失った男(仲代達矢)が、妻とも周りともぎくしゃくするが、別の顔の仮面をつけることで、妻を誘惑しようとする、というような話。
それぞれの場所の仮面をつけることで、男は、社会に適応…
<顔は社会との接点、仮面で隠したものは>
仕事中の爆発事故で顔に大やけどを負い、顔全体を包帯で覆われることになった男は、周囲との対人関係も妻の愛も失ったと疑心暗鬼に陥ってしまう。そこで男は全く違う…
傷をも受け入れてくれる存在が欲しかったんだね、みたいな感じなのかな 医者は主人公に自分を重ねてて... 顔グチャグチャになったらわかるのかなあと思って見てたけど、なんか辛かった 同時に進んでた少女の…
>>続きを読む撮影、編集、音響、美術、照明、ロケーション、全ての完成度が高いにも関わらず、実験的で哲学的でアート的でカルト映画。他の映画は何の言い訳も出来ず本作に敗北している。
冒頭の自宅での夫婦の会話、喫茶ミュ…
義手 指がポンッと外れる
水面に落ちる義手
CTスキャン骸骨リップシンク
包帯が喋ってる
首の上の200平方センチメートル
ネットがない時代に顔を失うのは辛いな...
秘書と顔認証の話
疲れてるんだ…
心より下に思われがちな顔でしか自分の存在は証明できないし人や社会と繋がれないっていうするどさに改めてびっくりしてしまった ただ奥さんが変装に気づいていたところに時間が生む関係のかけがえのなさが見えて…
>>続きを読む昨日の『砂の女』に引き続き鑑賞。
診察室?と思しき部屋でのシーンは、まるで美術館に来たような感覚であった。ガラスに描かれた解剖図や器官の形をした模造品。そのプロップ越しに見る、包帯を巻いた男の頭の…