原作者 安部公房氏自身の脚本による勅使河原宏監督の長編第3作。
砂の中の家や包帯男とか箱かぶりとか、安部公房氏の作品は 読んでいる時に頭の中でイメージはしているものの、実際に映像で見るとかなり…
勅使河原宏監督
与えられたものであって、選択も変更もできやしないいわば決定因子的なもの、顔。
こちら側にありながら、いつもあちら側にあるという、顔。自分のものなのにまだ見たことのない、どちらかとい…
顔を失うって、ここまで“自分”を壊すことなんだなって思い知らされた。
他人の顔はSFっぽい設定なのに、やってることはめちゃくちゃ生々しい人間の話。顔を変えた途端、人格までズレていくあの感じがずっと…
2026年19本目
鑑賞日:3月30日
内容については感想を書くのが難しい…書こうとすると、感想が凄くチンケに見えてしまってあまりやる意味を感じられない。ある意味、映画(あるいは文学)として提示す…
【セリフの力】
原作の小説は遠い昔に読みましたが、映画はようやく最近見る機会がありました。
セリフが、今の映画からすると過剰にあふれていますね。原作者の安部公房が映画の脚本も担当しているからでも…
監督本人はブニュエルに影響受けたみたいだけど画はベルイマンぽいというか舞台劇
セットすげ
ロバート・エガースのライトハウスみたいな瞬間 武満徹の音楽や音響による演出とんでもない ラジュテみたいなと…
このレビューはネタバレを含みます
『他人の顔』は、思想的でかなり抽象度の高い作品だった。
化学事故で醜い火傷を負った男が、精巧な仮面を手に入れ“他人”として生き始める物語。
印象的だったのは、顔に最も強く囚われていたのが、実は主人…
安部公房の原作本は以前、途中までしか読んでないのだが非常に楽しめた。
不慮の事故により顔が爛れてしまった仲代達矢が「仮面」を被りそこから自分の妻を誘惑したり自分自身の存在について考えるなどかなり…
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