『切腹』に引き続き、仲代達矢作品を鑑賞。
仕事中の事故により自分の顔を失った男のお話。
存在意義とか、アイデンティティとか、そもそも自分ってなに?ってなる。
人が人を認識する時、確かに顔で判別…
カメラワークが斬新で、クセのある懐かしい俳優達が勢揃い、もうそれだけでも観る価値あり。
アイディンティとは何なのか、普遍的な問いかけが仲田達矢の卑屈な心の声となって語られる。
のっぺらぼうの街ゆく群…
やっぱり撮り方いいなあ。ビルから見下ろす時の後頭部のショット良かった。序盤サブスタンスみたいだった。やっぱり人生は良くも悪くも顔に振り回されるなあ。性格は顔に作られてると言っても過言じゃ無いと思う。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
旦那が集めた日本の映画(評価が高そうなやつをとりあえず集めている)コレクションのなかにあり、宣材用?の写真(このFilmarksででてくるやつではなく、海外用なのかな?Letterboxdにあるやつ…
>>続きを読む一つ一つの会話はとても面白いんだけど私には少し難しくて、映画全体のメッセージを考えたときに自分の想いを上手く言葉にできない。
その人の名刺代わりにもなりえる顔って不思議だよねと昔から思っていた。
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セリフがいいよね。イグルーマンのペルソナと同じテーマ。思想があるわけでなく、アイデンティティとして持つ自分の顔というのが実は存在しないというショッキングな内容を描く。そしてSF的なテーマも含み透明人…
>>続きを読む顔なのか。顔じゃないのか。顔とはなんなのか。変な場面、変な装置、変な展開が哲学の森に誘う。美術も脚本も実験的にしてこれ以上ない効果を生み、前衛の完成形。モダンな作風だけど、ポストモダンの地平へ!「私…
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