物凄いネガティヴで皮肉的な主人公、なのだがマスクをつけたらアクティブポジティブに。
のはずなのだが本質は変わらなかったようだ。
最後の頃には自分がなんなのか誰なのか感情がゴチャゴチャになる。
…
業務の事故によって顔を失った男、
包帯だらけの顔の生活から他人の仮面を手に入れる。
モノクロ映像、
躍動感のない音楽、
低調なセリフ、
岸田今日子、
何もかもが不気味だ。
…
(途中)
なんというか…
白黒だし画も演技も古いのは確かなんだけどテーマがよい。
顔って何?骨に被さる単なる数ミリのスキン(皮)とも言える。だけど実際にはこれが大きな印象を与える。
特に今の時代はV…
アシッドアタックが頻繁に起きたのが1950年代、原作初版発行が1964年。何かしらのインスピレーションがあったのか…
現代では“不条理”で片付けられるような話だけど、前例がほぼないと言える当時の感性…
元の顔はどんな顔だったんだろう…。
1966年の作品だとはビックリです。
精神の病いを扱ったものなのでしょうがないかも知れませんが、いちいちセリフが堅苦しく理屈っぽいのがダメでした。
まさか京マ…
俺は誰でもないの巻
モノクロ
失踪三部作の二作目
自由とは孤独ですか
オープニングからなかなかのインパクト
映像含めてなかなか強烈なお話でしたけど、終盤の顔なしな人の波が押し寄せるシュールさ加減が…
このレビューはネタバレを含みます
安部公房、勅使河原宏監督2作品め。なんて面白いんだろう。砂の女もこれもオープニングから先ずカッコいい。ハンコや人の顔の羅列。迫力ある題字に武満徹の音楽。昔の映画はいいねーなんて言ってしまう。
名優た…
WOWOW
何だか急に勅使河原宏を始めちゃって、ラッキーだ!おかけで見逃していた本作をじっくろ堪能した。
人格は変わらないということ。社会で見せる人のイメージなんて、所詮はイメージなのだ。人には幾つ…