婦系図(おんなけいず)に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『婦系図(おんなけいず)』に投稿された感想・評価

早瀬を引き取って育てた恩師の酒井、魚屋さんの、江戸っ子のべらんめえな演技がたいへん印象的だった。

お蔦さん役の女優さんは、ちょっとお江戸の芸者さんには見えなかったです〜
三隅研二監督は文芸作品のイメージが余り無いのですが主人公達が別れるシーンの風景の綺麗さが印象に残っています。船越英二の江戸っ子な演技も良かったと思いました。

◎進歩派教授による父権主義の犠牲とSisterhood

1962年 大映 カラー 99分 シネマスコープ
*やや淡めの色彩だが状態は良好

『婦系図』は「湯島の白梅」として知られる、早瀬主税の縁切…

>>続きを読む

まさに文芸メロドラマといったご都合主義な展開と感情を誇張した演技で描かれる悲恋の物語でした。少しバカにした感じでも使われるメロドラマという言葉ですが、この映画ではそのメロドラマという言葉が映画の匠達…

>>続きを読む

監督/三隅健次、主演/市川雷蔵、万里昌代と言えば、真っ先に想い出すのは時代劇の傑作「斬る('62=大映)」であり、否が応でも期待が膨らむのだが、「婦系図」はそんな期待を裏切らない傑作である。
この映…

>>続きを読む
3.8

スリを仕掛けた相手に拾われ成長した青年は芸者と恋に落ち…

雷蔵さんなんかいつもより美白。片山明彦はもっと白くてメイクが濃かった。遠目で見るとちょっと似ていた2人。

万里昌代美しい。「芸者を売女な…

>>続きを読む
tBi
3.8
Rec.
❶25.01.13,角川シネマ有楽町/市川雷蔵映画祭 刹那のきらめき
KI
3.7

このレビューはネタバレを含みます

仕事納めの納会後に鑑賞。
飲酒後のため、少し眠くてトイレに行きたく集中できなかった。
売女の連呼は驚いた。

こんなに映画に奥行きを感じたのは初めてだった。人物を映すというより、空間全体を映している。私たちは影からみたり隙間からみたり向こう側からみたり、二重の意味で奥ゆかしい映画だ。
内容はメロメロメロドラ…

>>続きを読む
成り上がり同士の結婚
幸せに過ごしてもらえると思ったのに
許してくれないのは世間
せつなくていいお話でした

あなたにおすすめの記事