『マリヤのお雪』は、後年の溝口作品に見られる長回しや奥行きのある構図が形成されていく過程にある作品である。
特に、人物の動きによって画面内の心理的な関係を変化させる演出や、襖や障子を利用して視界を限…
西南戦争の最中、馬車に乗り合わせた娼婦たちと上流階級の人々の話。
乗り合わせた人々の並んだ顔とその眼差しには、幼さとは異なる若さと甘さがある。官軍兵士の前で、彼から奪った軍帽を深く被り、煙管を吸いな…
はじめての溝口作品。
かなり前の映画でフィルムも粗いのだが、映し出される山田五十鈴の美しい姿。
場面によって、立場が切り替わって行き、身分なんかも全てどうでも良くなる展開が何回もあり素晴らしい表現で…
田舎芸者ふたりが馬車で同乗していた
金持ちたちに虐げられたり、
ふたりともが惚れた官軍将軍を
賊軍から逃したりする話。
16mmフィルム上映。
リマスター版を作ってほしい。
映像が暗い上にノイズ…
フィルムの劣化が著しいが、本当に凄まじい作品。傑作とさえ呼びたくはない。溝口健二とは、充実したワンシーン=ワンショットで語られがちだし、それ自体は誤りでは決してないが、その語ではおさまりのつかぬ作品…
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