このレビューはネタバレを含みます
面白かった。ラストのハリケーンの迫力は凄まじいの一言に尽きるのだが、そこに至るドラマのために、ハリケーンがただの自然災害以上の意味を持っているように思われた。ハリケーンの中教会でピアノを弾く神父や、…
>>続きを読む南国を舞台に美男美女のラブロマンスあり、
難攻不落の監獄からの脱獄、大海原での鮫との格闘、迫り来るハリケーンの予兆、そして全てを呑み込んでしまう大スペクタクルまで、息つく暇もなく描き切る大傑作活劇だ…
今まで見たフォード作品の中からはあまり予想できない(強いて言えば「我が谷は緑なりき」のエンディングとの繋がりは見出せるが)、抜群に素早く鮮やかなモンタージュシークエンスがあり驚いた。これだからフォー…
>>続きを読むジョン・フォード監督がB級監督から脱した頃で「男の敵」1935、「駅馬車」1939でアカデミー監督になった頃の作品。
ジョン・フォードと言えばジョン・ウェインと言うくらいの起用だが、こちらも主役は…
教会
東太平洋に浮かぶ島を舞台に、妻子に会うために脱獄してきた若者が台風に巻き込まれる様を描くドラマ
流木
南の島の雰囲気
海も印象的
騒動
攻防
ドラマから
再会
大嵐
何もかも飲み…
ジョン・フォードにしては、ハリケーンに至るまでの展開が陳腐。脚本にオリヴィア・H・P・ギャレットとダドリー・ニコルズを得ているというのに。そして、79年のヤン・トロエルのリメイクも、そこに手を入れる…
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