越後つついし親不知の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『越後つついし親不知』に投稿された感想・評価

tBi
3.5
Rec.
❶25.01.26,神保町シアター(35mm)/初著作刊行記念 女優・佐久間良子
3.9

佐久間良子が大変な役柄を全うしていた。田んぼに顔を押し付けられたり足に数十匹の虫が這う場面もご本人が演じているのかな。

某場面で奥さんの亡骸と長年暮らした人の話を思い出す。

三國連太郎、スケ…

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水上勉の原作を、今井正が映画化した名作。純真な妻、妻を愛する夫。それを妬む人物によって、みんな不幸になる。佐久間、小沢が素晴らしい。

小沢昭一は自分にとってラジオの「小沢昭一の小沢昭一的心」のイメージが強く、俳優だと知ったのは大分後の事でした。ラジオのトークの雰囲気とは全く違う役柄で優れた俳優だったんだと思いました。

三國連太郎…

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◎白黒末期の美しき田園Noir見せ場はlast10分前

1964年 東映東京 モノクロ 111分 シネマスコープ
*状態は極めて良好、モノクロとして最良画質

伏見の大和酒造で働く越後杜氏、働き者…

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今井正監督が「武士道残酷物語」(1963)でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した直後の作品。水上勉の同名小説の映画化。

昭和12年。越後糸魚川筒石の寒村で、京都伏見の酒蔵へ出稼ぎに出た夫(小沢昭一)…

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広島映像文化ライブラリー。北陸の暗い感じはよく出ている。唐突な幕切れ。
3.6
佐久間良子が素敵。北陸の寒村で貧しい生活を送る家族。夫は伏見に酒造りの職人として冬は出稼ぎに出る。
貧困なゆえに、不幸な人生を歩む「おしん」。その哀しさを佐久間良子がよく演じている。
小沢昭一がいい。

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