面白かった。山村にストーキングされてるからか、ロングショット多め、窃視的な窓の外からのショットが多かった気がする。窃視的なショットと被るが、遮蔽を置くのも多かった。特に中盤の蚊帳による遮蔽はお国と五…
>>続きを読む夫の仇討ちに出た妻・お国と従者・五平が旅をしていくうちに互いに惚れあっていることに気づくという、成瀬監督らしいメロドラマ要素満載の変な時代劇。そして時代劇なのに男らしさがなく、出てくる男はほとんど女…
>>続きを読む神保町シアターにて鑑賞。
1952年の成瀬監督作品だが、この頃の成瀬には珍しい時代劇。
仇討ち旅に恋愛物語を絡めた映画だが、微笑ましい風景を見せたと思ったら、疑念渦巻く終わり方。
旅している男女が…
尺八の音が木霊するも姿の見えない仇。すすき野の決闘は最悪の後味。木暮実千代演ずるお國は旅籠で蚊遣り火を焚いて蚊を忌避するが蚊帳の中でいざり寄って五平を誘なう。この仕草に抗える男がいるか?まさに宿命の…
>>続きを読む木暮実千代姉さんの色気、エロさ、またも炸裂!うちにいてもつまらないと言った夫。色気だけの女なのか??
とにもかくにも男を夢中にさせるのだからすごいもんがある。
谷崎潤一郎原作なので、そこまでの妖艶さ…
あの日は肋骨を患っていて__というのも肋間神経痛か気胸かとも囁かれた胸から背中にかけての痛みが私の身体を蝕んでいたせいで、寝るか、立っているかの過酷な二者択一を迫られた私はアルバイトや卒業論文どころ…
>>続きを読む木暮実千代がドエロい!
セックスアピールされるたびに襖、引き戸、蚊帳といった境界線をうろちょろする大谷友右衛門が笑える。
サイレント期の成瀬がよく使っていたズーミングが復活しているんだが、やっぱり…
個人的にはあまり良い出来ではないと思った。
脚本がそもそもかなり出来が悪い。
ラストまで仇が画面に現れず、観念的な二人のやりとりでしかないので、活劇が生まれずかなり冗長で退屈。
ただ境界の演出はさす…
夫を殺されたお国(木暮実千代)とその家来・五平(大谷友右衞門)が仇討ちと称して二人旅。旅するうちにお国と五平は案の定惹かれ合い、身分を越えた恋愛関係へ。武家の掟や制度の欺瞞を暴こうとするお国に対して…
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