全体主義政権の下で思想管理がされて書物を読むことが禁じられた社会で、市民が隠し持つ書物を探し出しては焼却処分する「ファイアマン」を務めるガイ・モンターグ。偶然出会った女性クラリスから本の素晴らしさを…
>>続きを読む原作未読。この作品の本の定義はどうなっているのかみたいな世界観の設定は気になるところがいくつかあった。
「チ。地球の運動について」のような自分が感じた感動を是が非でも後世に残すという熱い気持ちが最後…
本の人々。
書物を読むことを禁じられた社会。消防士として働くモンターグはモノレールでクラリスという女性に出会ったことで本へ虜になっていく…
なかなか興味深いストーリーででトリュフォーの中でも異質…
モンターグの心の変化が唐突に感じたり、唯一のSFらしいシーンが特撮の酷いやつレベルだったり、ツッコミどころ満載ではありつつ、作品全体を包むヌルっとしたユニークさに全部を許せちゃう。いや、むしろこれが…
>>続きを読む原作未読(さっさと読みなさい)。
ストーリーラインは呆れるほど単純明快。
語るべきポイントを適材適所、抜かりなく滔々と語ってみせる手捌きは流石です。
こんなにもスリムな構造なのに、取り扱うモチー…
【タズシネマ】
60年前に描かれた未来もの。とはいえSFじゃなくて風刺的なやつ。
(消防署は火を消す役目だろ!)
あらゆる書籍の所有が許されない世界。隠し持たれた本を焼く使命に燃える消防士の男が…
小説で読んだときはもっと暗い映像(夜が多い)で、街全体が得体の知れない気味悪さと監視の目にさらされてるイメージがあった。
でも映画だと昼間で、監視するロボット犬も登場しなくて、いつバレるかのハラハラ…