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「嫉妬」に投稿された感想・評価

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Rの感想・評価

2.5
旧作日本映画のサスペンスものだと思って観たところ、確かに殺人事件などが起こるが、あまりドキドキせず、サスペンスという雰囲気ではなかった。

検事の安西(宇津井健)と、汚職容疑で手配中の男がいるが彼の妻朝子(福田公子)はかつて相思相愛の仲だった。だが朝子が突然ほかの男と結婚したために、独身を貫いている安西だった。朝子の妹=友子(大空真弓)は不幸な生活をしている姉の理解者で、安西との結婚を望んでいる。
その後いろいろと公判風景や安西と朝子が不倫する風景などが描かれて、安西が殺される。
さて真犯人は…?

大空真弓が綺麗であり、モノクロ映画だが髪の毛の色が茶髪っぽい雰囲気が良かった。
ただ、全体的に、サスペンスなんだかメロドラマなんだか中途半端な出来であり、凡作。
まるで古いフランス映画のハードボイルドな刑事ものでも観てるかのよう。刑事じゃなくて、検事だけどね。音楽がイイ。

宇津井健がカッコいい。
嫉妬する大空真弓の大きくて切れるような綺麗な目が印象的。

自分的には、最後まで犯人がわからなかったし、展開も読めなかったので面白かった。でも、人によっては、バレバレじゃんってなるかもしれないので、オススメはしない。笑
音楽洒落てんな〜と思ったらやっぱりみんな同じようなこと言ってた。後半の事件の犯人予想が簡単にできてしまったため、そこまで面白くなかった。宇津井健、万里晶代などの新東宝メンツが大映の映画に出てるという謎の違和感が最後まで拭えなかった。その内の1人でもある沼田曜一がいいキャラしてる。
検事の宇津井健と彼に想いを寄せる姉妹のメロドラマから、途中から姉の夫の死をめぐるサスペンスになる。

映像も音楽もかっこよかったけど、一番いいのはなまりの多い刑事・沼田曜一が活躍するところ。

併映の「可愛いめんどりが歌った」の大空真弓が駆け出しの女優の役だったので、あのまま女優を続けてこの役をやってるみたいな気がした。1年しか違わないのにすごい変わりよう。

「シネマヴェーラ的大映女優祭」
@シネマヴェーラ渋谷
籠

籠の感想・評価

3.7
2017年168本目 旧作日本映画30本目 0/132,250

角川シネマディグvol.1
大映旧作上映会にて
上映作品の事前告知があったら行かなかったかもしれない監督と顔触れだが増村の今イチよりも百倍楽しめてその後の類似テレビドラマでは得られない格調を鳴り響くジャズを聴きながら味わう。ブレない主役で凡庸にならなかったのは一目惚れした見知らぬ福田公子と清水將夫の好演と訛りっ放しの沼田曜一が大きかった。