〈人生は無意味である...人々の物語と個人の苦悶が織りなす慎しきブーケ〉
落伍者気分のスノッブ男子を自ら演じ、「ぼくの言い訳わかってよ」と御託を並べる『アニー・ホール』『マンハッタン』から一転、…
「自分のせいでは?オナニーのやりすぎでしょー趣味を馬鹿にあうるな」
「あなたにはある種の感情は持っている」
「しっかりし過ぎててうっとおしいー本当は弱い女よーそうは見えん」
「僕は思っている以上にハ…
人間はそれほど理路整然とは行動しない、ということをとてもいやらしく表現するのがウディ・アレン、という印象。
今回はそれがエリオット役のマイケル・ケインが担ったわけで。その粘着質は人を選ぶだろうな。
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ハンナの話のはずなのにハンナうっすい。「ハンナの姉妹たち」が正しいのではないかというくらいハンナの周囲の話がメインでした。そして誰よりも存在感が濃ゆいウディ。お前はどんだけ死を恐れとるんじゃい。
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久々ウディアレン。相変わらず軽快なJAZZの音色で夜にまったり観るのが心地よき。
肌寒い秋に見たくなる。有名作品なので期待してたけど、まぁまぁかな?
彼の作品でもっと好きなの他にあるけどなって感じで…
ウディアレンの映画って結局アレンが主役なんだよな。
めちゃくちゃで混沌としてて、でもアレンの目を通して世界を見ると優しくなってしまうからずるいと思う。
人生は無意味である。
だから素晴らしい。
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コメディ・タッチで軽やかな展開、人物達もどうしようもないが人間のどうしようもなさを描くならまぁ全体的には悪くはない。が、妻の妹と不倫やら姉の元夫と結婚やら、は全くもって面白みは感じられないし世界が狭…
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