なんとも言えない映画だった。
ウディ・アレン監督ということで
それなりに心の準備をして(笑)観始めたんですが
監督作品によく登場するような
毒がある登場人物というより
(そういう、ひねくれた人を面…
失われたもうひとつの自己を求め苦悩し彷徨するひとりの女性の姿を描く。
大学の哲学教授マリオンは、50歳の誕生日を機に、新作の執筆のため、ニューヨークの下町にアパートを借りた。ある日、疲れて居眠り…
シリアスなウディ・アレン作品。
80分一本勝負で、無駄なものほ削ぎ落とされて、自分の人生の真理を知っていく物語。現実と妄想と記憶が織り混ざるようなプロット。
今作も「インテリア」同様に、ベルイマンの…
隣から聞こえてきたカウンセリングの会話で何もかも合格点で生きてきたと理屈をつけて思い込ませようとしていた自分に50歳を迎え気づいてしまった主人公。
気づいた時にはまわりから距離を置かれてる人生なん…
ウディ基本的に好きだけど、こういうウディ・ベルイマンみたいな感じの雰囲気こそ彼の真骨頂なのだなぁとつくづく思わされる。めちゃくちゃかっこよかった。ラストのどうでもよさは、なんとも微妙なラインだと思う…
>>続きを読む成熟し確立されたはずの自己を見失い、50歳で迎えるアイデンティティ・クライシス。
インナートリップにより見えてくる過去、
知らずに人をたくさん傷付けていたこと、
家族や友人との付き合い方、
子ど…
いろんな人のレビューを読んで確かにベルイマンぽい、ペルソナと野いちごと両方の血が入ってる感じだとあとから思えてきた 淡々とした語りも いつものウディアレンのやかましムズカし恋愛会話劇とは違うシリアス…
>>続きを読む【共感性とか客観視とか】
他の方のレビューにもありますがベルイマン監督へのオマージュを感じる演出があり興味深い作品でした。
完璧な人間なんていないとはいえ主人公みたいな人が身近に居たら一生忘れられな…
ウディ・アレン監督作。
キャリアも私生活も恵まれた女・マリオンが失われたもう一つの自己に気付いていく過程を描いたドラマ。
ウディ・アレン監督作品だが『インテリア』や『セプテンバー』同様にシリアスな…