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「インテリア」に投稿された感想・評価

jun

junの感想・評価

3.7
記録

完璧主義のヒリヒリ感。窮屈感。
家族の崩壊。最初から歯車なんてなかったのでは。
joker

jokerの感想・評価

4.5
ウディ・アレンにしては珍しく、
一切の笑いがない異色な作品。

もともと亀裂の入っていた家族が、
次第に崩壊してバラバラになっていく。

本当は寄り添いたい筈なのに、
簡単には歯車が合わず元には戻れない悲劇。

こういうタッチの作品が作れるからこそ、
普段のコメディがより深みを増す。

今更ながら、
彼の才能の奥深さを感じた。
Hinako

Hinakoの感想・評価

3.9
みんなが鬱々として病んでいて、あの一家をたった1時間半体験しただけなのに、こちらまで病まされそうになったよ…
心の不安定さが滲み出た母親のあの顔を見ると、なんだか動悸が止まらなかった…

40年以上も前の映画というのが信じられない
saaya

saayaの感想・評価

4.5
記録するのを忘れていたけど、2022年最初に観たDVD。

インテリア、内装、ファッション全てが最高だよっていう情報だけで観たらいい意味で裏切られた良作。

整えられた室内、統一されたインテリア。全てが完璧すぎて、感情が入り込む隙間がない。無機質で冷たさを感じる部屋。

「才能のない人間はどうすればいいの」という、姉と比べられる妹の悲痛な叫びに感情移入してしまい、涙が止まらなかった。

母への愛憎や、家族が少しずつ崩れていく様がリアルに表現されている作品でした。ウディ・アレイの作品でもクスりとしないものは初めて観たと思う。
ふうか

ふうかの感想・評価

4.5
ウディアレン8作目。イングマールベルイマンの影響を受けた作品と知って鑑賞。
無音で映像だけが流れてるあの静かで冷たい空気感はめちゃくちゃベルイマンぽいし、よく喋るところはアニーホールとかマンハッタンとか思い出すような、ウディアレンぽさが凄く出てる。その配分が絶妙。いつものウディアレンではなくて新鮮やけどめちゃくちゃ好き。

早歩きの人と、それを追いかける図、ペルソナにもあったな。

衝撃のラスト、胸が掴まれるぐらいの苦しさがあったし自分がこの立場やったらって思うとなんか涙出た。
ウディアレンはダントツでミッドナイトインパリ推しですが、これは別枠で推しの映画になりそうです。また観たい。
Yumemi

Yumemiの感想・評価

-
何故か徐々に胸に重くのしかかってくる。
サワサワしてくる波音みたいに。
女神だった母は一人の女であり、一人の寂しい人間であって、結局誰にも埋められない穴を持った人だった。
最後は少し怖くなった、人はあっという間にのまれてしまうから。
完璧主義者のいる家庭の家族が、ことごとく精神を病んでいるストーリー。

並外れた美への才能や欲求が完璧主義を生み出し、それが夫や娘3人にも強く影響を与えてしまいそれぞれが崩壊の道をたどっていくと言う哀しみが静かに伝わってくる作品でした。
夫の再婚相手の女性の異質さも映画に奇妙な色を添えて印象に残りました。

ダイアン・キートンは大好きな女優さんで幅広い演技力に感心してしまう…
タバコの持ち手に惹かれましたわ
ファッションの着こなしやセンスもステキで映画で着てた茶色のケーブル編みのセーターが良く似合っていました
本日の巣ごもり鑑賞。
静かな映画。
普通の家族に普通に起こりうる出来事を、派手な演出もなく静かに語り上げていくことで、かえって深く心に染みてくる。
永年、反論できない妻の強い威圧の下にあった家族が、夫の別居により呪縛が解け、新しい家族の姿が形作られていく予感が見事に描かれている。
ウディ・アレンの能力の高さ、幅の広さを改めて感じさせられた佳作。
ウディアレンにしては珍しく終始シリアス。軽やかなBGMやギャグもなかったな家族というの逃れられないもの。明確に誰が悪いとかがないのがまたしんどいけどよかった。
ウディ・アレン監督、脚本による家族を描いた人間ドラマ。
弁護士のアーサーと、インテリアデザイナーのイヴは経済的に裕福な夫婦で、3人の娘は皆自立している。長女レナータは詩人として成功し、娘にも恵まれたが、売れない作家の夫フレデリックとはぎくしゃくしている。仕事を転々としている次女のジョーイは、政治評論家の夫マイクと都心のアパートで二人暮らし。端役ばかりの女優で三女のフリンは、家族と距離を置くように遠方で暮らしている。ある日の娘たちとの朝食の席。アーサーはイヴの目の前で、十分責務は果たしたと別居を提案。取り乱したイヴは家を出るのだが…。
ウディ・アレン作品とは思えないような、笑いのない冷静で客観的な視点から描く女性映画。音楽なし、白、青、グレーのモノトーン調の映像、無駄なものは全て削ぎ落としたかのような作りです。まるで自らの職業、インテリアをデザインするかのように、完璧主義の世界で家族を支配してきたイヴが強烈。母の期待に応えようとする姉妹は、嫉妬や羨望が入り混じったまま、歪んだ関係。夫は窮屈な支配から逃れたかったのか、まるで真逆なタイプの女性に惹かれていく。迎える家庭崩壊と、イヴが選択する結末が、悲劇なのにどこか潔さを感じさせる、芸術的な世界観になってます。
群像劇なので、演技合戦も見どころですが、やはりイヴを演じたジェラルディン・ペイジが素晴らしい。こんな母親絶対嫌だ!と思わせる高飛車で神経質な役作りが凄いです。対照的な豪快マダムを演じたモーリン・ステイプルトンは陽気な芝居が楽しい。アレンの恋人だったダイアン・キートンと、当時ウィリアム・ハート夫人のメアリー・ベス・ハートは不仲な姉妹で激突。どちらも対抗心丸出しの熱演で見応えあります。
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