「みんな自分のことしか考えない。それで精一杯なんだ。」
酒飲みのジュジュとその友人の音楽家。
ある日、家に押し入った殺人犯ピエール・バルビエを匿うことになる。
うなされるピエールに薬を飲ませる…
映画がトーキー(音声つき)になってから、ルネ・クレールにとって2作目となる『ル・ミリオン』(1931年)の感覚をそのまま円熟させたように、オープニングからエンディングに至るまで少しも弛緩することなく…
>>続きを読むルネ・クレール57年の作品。二人の親友は隣同士。ある日警官殺しの強盗が逃げ込んで来る。匿ってやる二人。だが、強盗は改心するどころか、恋人のマリアに、父親のカネを持ち出させ、高跳びしようとする。がっか…
>>続きを読む原題『Porte des Lilas』 (1957)
監督 : ルネ・クレール
脚本 : ルネ・クレール、ジャン・オーレル
撮影 : ロベール・ルフェーヴル
編集 : ルイゼット・オートクール
音…
370作品目
再鑑賞159作品目
楽しい愉快なキャラだが、時折見せる哀愁感が沁みます。
ジュジュ。
名前は可愛いけど、飲んだくれで年老いた母親に重い荷物持たせて働かせ、自分は働きもせず、行きつけの店…
新聞で事件の概要を読むセリフと子ども達の遊びが重なっているのが良かった。どっちが悪いという事では無いが、芸術家とジュジュの人間性の差に悲しくなった。
こんな狭い地下室…とか文句言いながら生活満喫して…