主人公のジュジュが、働かずにタダ酒を飲むし、フォアグラ盗むしで、なかなかのロクデナシさん。
警察に追われてる犯人を成り行きで音楽家の家で匿うことになると、
優しい音楽家の友だちより、
ロクデナシの…
役立たずのロクデナシは酒に溺れて苦しみを紛らわす、セーヌ川の水がワインに変わればいいと…。
しかしロクデナシの描く絵空事は儚い夢だとしても、其の姿は虚しくも美しい人間のロマンチシズム。
全ての…
男が読み上げる新聞の内容を外で遊ぶ子どもたちが再現しているシーン。部屋から漏れる音楽や光の傍ら雪の上で指名手配犯とヒロインが2人だけでダンスするところ、美しい瞬間なのちょっと悔しかった、指名手配犯な…
>>続きを読むアマプラ配信終了間際のルネ・クレール傑作選2本目を観賞。
こちらは初期の代表作の1本『巴里祭』から25年後に撮られた後期の代表作とか。
やはりパリの下町の人間模様を描いた人情喜劇・・・いや、こちらは…
芸術家と、働かず酒に溺れてばかりのろくでなしジュジュ、殺人を犯し、追われる逃亡犯バルビエの3人が、奇妙な共同生活を送るストーリー。
そして、バルビエは美しい酒場の娘、マリアに一目惚れする。挙句の果て…
「分け合うこと」
逃亡犯を匿い、尊敬、親しみを抱きながら、最後には裏切られてしまう物語
誰の役にも立てていないと悲壮感漂う男が、見出した光は逃走犯を匿うことだった。
◆今回の事件で1番迷惑を被…
ルネクレール2本目。
ジュジュだけが生き残るのは不可解だった。冒頭で窃盗を犯したジュジュにバルビエの恋愛詐欺を咎める資格は無いと思ってしまった。
芸術家の心情と役割がよく分からなかった。歌は良かった…
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