映画がトーキー(音声つき)になってから、ルネ・クレールにとって2作目となる『ル・ミリオン』(1931年)の感覚をそのまま円熟させたように、オープニングからエンディングに至るまで少しも弛緩することなく…
>>続きを読む酒飲みでロクデナシのジュジュとその親友の芸術家。女友達の若い娘マリア。
警官殺しの男をかくまい逃亡に加担する話。
前半はユーモラスに関係していくが、終盤はシリアスなムードに。
強盗殺人犯の新聞記事…
マリアがジュジュにピエロへの想いを打ち明けるシーンが素晴らしい。雨が降っているから屋根のあるところへ行き、バルビエに会いに行くと伝えて外に出ると、一瞬で雨が止んでいる。もうジュジュにコートを被せても…
>>続きを読む可笑しくて哀しい人間模様。「俺は汚れている。」「みんなさ。」ジョシュは、ろくでなしなんじゃなくて、甘えん坊っていうんじゃないかな。いつも街の人々の人情、芸術家の深い思いやりに支えれている。新聞記事が…
>>続きを読む素晴らしい!
レジェンド、ブラッサンスの歌あり、名演あり!!
下町情緒あふれる設定、ジュジュのキャラクター、街の人に子供、犬や猫まで完璧。
性格悪し殺人犯をかくまっていることに違和感を感じないのが不…
仲良し2人組の男がひょんなことから殺人犯を匿うことになった姿を描く人生喜劇。
自分の自堕落さに辟易しながらもそんな生活がやめられないジュジュが、自暴自棄になっているバルビエを献身的に匿う。
奇妙…
ルネ・クレールで一番好き
室内から窓を通して外を見るやつが冴えまくってる
地下室から見える来訪者の足だったり、事件の詳細である新聞を読む声とそれを再現する子どもたちだったり
パーティ会場の外で2…
何かを隠そうとすればするほど、やけに大胆な行動をとってしまう。そして何もかも気にし出してしまい、ついついボロが。犯人が潜んでいるなんて何度でも気づくようなシーンに気づかない、そこには勘のいいとされる…
>>続きを読む