シェルブール以来の(?)雨傘映画であるが随分と軽めのフェミニズム映画。とは言え家庭内であっても左右のイデオロギー対立があったり、性に対しては奔放であったりとその辺りはちゃんとフランス映画らしさを感じ…
>>続きを読む 真っ赤なアディダスのジャージに緑のスタンスミスで朝のランニングに出かける主人公スザンヌ。華やかな劇伴にあわせて様々な画角で、走るスザンヌの姿が切り取られる。
森で鹿や鳩、交尾するウサギに、リスな…
ジャケ写の雰囲気がめちゃめちゃ好き。
ちょいちょい舞台っぽいな?と思ってたら原作は戯曲らしくて納得。
カトリーヌ・ドヌーヴ演じるスザンヌが一見ただのトロフィーワイフに見せかけて実は男性陣の一枚も二…
亭主関白から解放されたスザンヌの躍進、働く女性賛歌、物語の主軸だけみるとそれで間違いないのだが、やっぱりフランソワ・オゾン。完成された相関図に新たに矢印を付け足していくように、この人物はこの人と関係…
>>続きを読む「女だから」で家族に尽くして一生を終えたひとってたくさんいるんだろうな
家庭をうまく運営するエネルギッシュな人は、きっとどんな場所でもパワーを発揮できるって思った
しかし若い頃遊びすぎでは?そん…
1977年のフランスを舞台に、傘工場を経営する厳格で権威的な夫ロベールが倒れたのをきっかけに、専業主婦として家庭に甘んじていた妻スザンヌが傘工場を立て直し、社会的にも自立していく姿をユーモラスかつ風…
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