70年近く前の作品だし白黒だしと思って斜に構えていた自分を殴りたいくらいに自分の中でまた傑作だと感じる作品に出会えた。
12人の陪審員がある殺人事件の判決を議論するといういわゆるワンシチュエーション…
さすが名作。狭苦しいワンシチュエーション12人全員出突っ張りにも関わらず、それぞれの人格の分かりやすさと会話のテンポの良さでドンドン引き込まれる。
もし現代にリメイクするとしても時勢に流されず男12…
回想シーンなども一切なく、密室のみで進行しているのに飽きない構成凄まじい。
どれだけ有罪が濃厚であっても、一人の人間の生死が決まる判断なので無罪の可能性を検討してじっくり議論することに意味がある、と…
有罪11票無罪1票から始まるお互いの意見のぶつかり合いが密室で永遠に続く。ずっと話すだけの95分を見れちゃうのは脚本の素晴らしさを感じるな。いくつかの疑問によりみんなが無罪に意見を変えてく様が見て…
>>続きを読むド派手なことは起きないのに緊張感を持って観ていたとうか聞いていたような感覚でした。
ワンシチュエーションなのですが会話のやり取りだけでここまで面白いのは脚本が練りに練られている証拠だと思います。
初…