愉しき哉人生の作品情報・感想・評価

『愉しき哉人生』に投稿された感想・評価

冒頭の大仰な視覚表現がワクワクさせてくれる。時計の時刻は其々別のほうを向いていて、大通りに家屋がガタガタと鳴くほどの突風が吹く。金語楼一家がやって来る説明と思えぬほど力んでいる。
けれど隣家を救って…

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1944年作品。終戦近くとはいえ、映画界は戦意高揚を意図した作品が量産されていた。成瀬は、銃後の暮らしを描く形をとったが、出来上がった作品は奇妙でシュールなコメディとなった。主役は柳家金語楼。ある街…

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成瀬巳喜男監督の出世作「腰辯頑張れ」のゴム動力飛行機のフラッシュバックで親子対話する幻想的映像が思い出され、この作品のオマージュなのか?黒澤明「夢」の陳腐なファンタジーが想起された成瀬の牧歌的喜劇映…

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柳家金語楼(相馬太郎
山根寿子(娘・英子
中村メイコ(娘・めぐみ

横山エンタツ(理髪店・万吉
花岡菊子(妻・よね

渡辺篤(時計屋・秀吉
清川玉枝(妻・はつ
小高たかし(息子・豊

鳥羽陽之助(た…

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DAG
3.5

成瀬巳喜男監督
1944年作品
おぉ、ちょっと不思議な映画でしたな。
時代が時代なだけに国策映画っぽいところは
仕方なしとしても楽しめた。
田舎町の描写や自然の風景など流石に素晴らしい。
急にミュー…

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3.0

〖1940年代映画:コメディ:東宝〗
1944年製作で、父娘3人が引っ越して来たことから、いがみ合う町内の人々の暮らしが変わっていく様を描いたコメディらしい⁉️
戦時中らしい国策的か考え方に感じる楽…

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昭和19年上映。ポジティブ思考な一家が貧しいぎすぎすした田舎に引っ越してきた。だんだん周りが純化され逆境でも前向きな人たちが増えていく。ほのぼのした佳作だが、上映翌年からは全く違う思考が繰り広げられ…

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このレビューはネタバレを含みます

1944年の作品ということに驚いた。
終戦の前年であるから、当然国策映画であるが、この時代によくある国威発揚的な感じはそれほどしなかった。成瀬巳喜男監督のせめてもの抵抗なのかもしれない。

町に突然…

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yyy
2.9
1944年でしょ、、

なんか辛い。。

いまもこれからも、小さなことで幸せを感じるて生きていかないとなぁ。
taka
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2022 5/18 1回目

町に突然引っ越してきた相馬太郎一家。相馬は貧乏な暮らしも考え方ひとつで幸福になると言い、まわりの人たちの意識を変化させ、幸せにしていく。近所の人との関係性の大切さなども…

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