子供の四季 春夏(はるなつ)の巻の作品情報・感想・評価

子供の四季 春夏(はるなつ)の巻1939年製作の映画)

製作国:

上映時間:74分

ジャンル:

4.0

『子供の四季 春夏(はるなつ)の巻』に投稿された感想・評価

「風の中の子供」と同じ坪田譲治の児童文学が原作。清水が脚色した。本作では悪役が登場する。親の反対を押し切って結婚した夫婦は、苦労して棒状経営に。だが、悪辣な金貸しが現れ借金返済を押し付ける。二人の子…

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『風の中の子供』続編ということだが同じテーマの変奏て感じだ。セットじゃなくなって広大な自然と走る子供たちが伸びやかで良い。前作で相撲取ってた親父が寝込んでるの悲しいけど、じいさんばあさんのやり取り楽…

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第1部、第2部ともラストがGHQ検閲でバッサリ切られて何のこちゃ状態に置かれた。前作「風の中の子供」と内容はほぼ同じだが、祖父坂本武の同族会社内の主導権争いが全面に出て子供の遊びにも影響が現れた。三…

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3.0
〖1930年代映画:児童文学実写映画化:人間ドラマ:松竹〗
1939年製作で、坪田譲治の児童文学を実写映画化の前編らしい⁉️

2023年2,711本目
村田
3.5
🎞大人同士の紛争に巻き込まれる子供たち
👍大人が企む会社経理上の策謀が生々しい
4.0

全編、物語が動く寸前にフェードアウトして、次の場面にフェードインする。言わずもがなの展開を描かず余白を残す。気持ちのよいピーカンの農村風景を走る子供たち。馬を駆る坂本武の姿も決まっている。逃げた仔牛…

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清水宏監督が得意とした子供の強さと弱さを描いたジュブナイル映画『風の中の子供』(1937年)の続編です。今回は二本立てで、前編が本作「春夏」で、後編が「秋冬」となります。

1939年の作品ですので…

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5.0
冒頭のお面の件から疾走する子供達を見ているだけで幸せ。大人の事情に翻弄される子供達と自然の中の風景のひとつになって遊び回る子供達とのコントラストに揺さぶられ続ける。
4.5

ここにも清水宏のエッセンスが満ちている!序盤から落涙。駆ける子ども群像の後ろ姿、部屋から部屋への移動、ロングショットによる山や川や牛や子ども、ディゾルブのジャンプカットなど、清水宏の看板とも言えるし…

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mk
5.0
春夏の巻の続きである秋冬の巻と一緒になってるプログラムだった。春夏も秋冬も後半が無いみたいで尻切れトンボだった。

大人の争いで迷惑を被る子供たち。あのうちの子と遊んじゃいけませんみたいなやつ。

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