「警視庁物語」第十四作観る
靴屋営む息子が失踪したと老
婆が訪ねて来る。さらに店も
土地も売られてしまったと。
息子と称する謎の男を追う
監督 飯塚増一(３) 脚本 長谷川公之
冒頭の現場検証…
一課への失踪者捜索の依頼から死体の発見、さらに被害者の土地をめぐる謎とどんどん膨らんでいく展開をテンポよく捌いていく演出が心地よい佳作。事件のきっかけとなる老婆を演じる五月藤江やら山村聰など名優が脇…
>>続きを読むランニングタイムは短いが、冒頭の警視庁本部庁舎入口を捉えたロングショット、転じて床→天井に設えたカメラで内部を見せる撮影は映画らしく重厚。
また山村總からこまどり姉妹までをチョイ役で贅沢に使っている…
「警視庁物語」シリーズ第14作。前作の続編的内容だが序盤は全く関連性のない事件で始まるので知らずに観ていると続編と気付かない。物語が進むにつれて前作で登場した場所や人物が絡んできてストーリーがつなが…
>>続きを読む1960年公開。前作『血液型の謎』と2本撮りの1本。フィルムの保存が良いのか映像がクリアでテンションが上がる。古い映画を綺麗な状態で観られるのは本当に嬉しい。
基本的に一作で物語が完結する本シリーズ…
