おそらく宮崎あおいに「お兄ちゃん」と呼ばれ共に育って来たであろう人間に決して交わることの無い世界線の話をされたってなんら説得力は無いのだが、なんか…凄い好き…。逃げる場所を探すでも無く死に場所を探す…
>>続きを読む圧倒的無関心/羨望の眼差し、絶望/希望、後ろ姿/真正面からの笑顔など、あらゆるもののあいだにある温度差や側面たちをとても上手に描き出していると思う。
もちろんそれは一言も発話のないまま死んでいく「…
宮崎将が殺風景な地方都市を彷徨う映像の強烈な虚無感。音響もとても克明で、車の走行音、タイヤが砂利を踏む音、風の冷たい音などの国道沿い特有の音が気持ちをどんどん削いでいってこちらの内面も無感動になって…
>>続きを読む真利子哲也監督の中編映画。共同脚本に『今、僕は』などの竹馬靖具。 『ディストラクション・ベイビーズ』『宮本から君へ』のオープニング同様、歩いている人物の背中を映す、後ろから追うカメラで始まる。前半…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ジャンゴフィルム、真利子哲也