愛し合い、子供まで作ったと思っていた女性がスパイで、しかも男だったら?クローネンバーグがこんな抒情的な映画を撮っているとは知らなかったな。幻を愛した男の悲哀。映像はオーソドックス、そして感情は音楽に…
>>続きを読むトニー賞を受賞した舞台劇を、クローネンバーグが映画化。文革前夜の北京にフランス大使館に赴任した大使(ジェレミー・アイアンズ)。「蝶々夫人」の女優ソン・リリン(ジョン・ローン)に魅了される。あこがれの…
>>続きを読む中国駐在の外交官ルネ・ガリマールは京劇のスターであるソン・リリンの『蝶々夫人』に魅了され、公演後彼女に賛辞を贈るも”従順な東洋の女と残酷な白人の男”の夢物語だと一蹴される。駆け引きの末彼女の心を射た…
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実際にあった出来事をベースに作成されたことにびっくり。アジア女性の貞操観念を題材にしてるのがおもしろいし、そこに魅了され翻弄される白人男性の行動が切ない。。ひたすらジョン・ローンが美しい。すごく好き…
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帝国主義的な男(死語!)というダメンズの悲劇。
若かりし時に1度見た。
当時、結婚も恋愛もしたことのなかった私は、この世界についていけず、最後に出てくる傍聴人のように映画のラストに失笑すらしていた…