このレビューはネタバレを含みます
何だろか すっごいよかった
都市の生き急ぎゆえか一番順風満帆そうに見えるへジュの虚勢もジヨンのままならなさも屈託ないやさしさを差し出せるテヒもすべてがすべてが分かる 就活というかそんなのに留まらずこ…
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もう3度目か4度目の鑑賞。公開当時、蓮實重彦が(確か)何度観ても処女作のような映画として、激賞していたのを覚えている。
インチョンの商業高校を卒業した仲良しの女の子5人組は、それぞれ別の道に進みなが…
ホームレスの人とすれ違ったときに言う「いつか自分もそうなりそうでこわい」、自分ごとだから出る言葉に本当にひりひりする。
沢山外に出て、色んな出会いを通して傷ついたり受け入れられたり許したりして、な…
家が潰れちゃった女の子、自分と重ねちゃってきつかった。
女の子なら1度は、というより若いウチらが見れば、1度は感じたことある感情と対面できるかもですな。
お目当てのペ・ドゥナ、よりも他キャストに目が…
2000年頃の、お世辞にも綺麗とは言えない港湾や街並みの雰囲気がすごく良かった。キラキラなソウルと対比的に描かれる彼女達が生まれ育つ仁川。ソウルまでも少し距離があるくらいの外れの街。その対比がとても…
>>続きを読む都市の片隅で息づく少女たちの脆さと、その間を縫うように漂う猫の影を捉えた一篇だ。静かな眼差しで日常のひだに潜む感情の震えを拾い上げながらも、どこか現実を突き破る詩的な疼きが宿っている。
映像は抑制さ…