脚本、映像、俳優、全てが素晴らしい。
主人公が安楽死を求めるようになったというのが母親の死の後というのが切ない。
母親なら、息子の安楽死を受け入れられないだろうし、このまま行き続けると義姉や甥に迷…
尊厳死は認められるべきか。
四肢麻痺になって20年以上、ラモンは家族らに支えられながら生きてはいるが、「依存する人生」にはプライバシーがない。尊厳がない。彼は自ら死を追い求めていた。しかし当時のス…
尊厳死についての映画です。
海の事故で四肢麻痺の主人公。
健康な体があれば恋人までの1ミリは手を伸ばせばすぐ届くけれど、彼からすれば永遠に届くことのない1ミリ。
主人公になるならば死を選ぶかもしれな…
とどいたらいい どこまでも
あなたの海の中で いつまでも泳いでいたい
忘れない もしたとえ忘れてしまっても
あなたを愛した この日々が
私が眠る夢の中で 生きつづけていてくれる
もし、この身体が乗…
約束しよう、自由になった魂で、きっとあなたを抱きしめる事を…
25歳の夏にラモン・サンペドロは事故により首を骨折、以後寝たきりの生活を送る身体になってしまう。それから26年後、ラモンは自ら人生にピリ…
このレビューはネタバレを含みます
「なぜいつも笑顔なの?」と聞かれ
「他人の助けに頼るしか生きる方法がないと、自然に覚えるんだ。涙を隠す方法を」
この答えにはまいった。
一見明るく笑いなんかも飛ばす主人公だけに、このセリフの持つ意味…