イタリアのファシズム体制下で作られたラブコメ映画。ヴィットリオ・デ・シーカ(当時30歳)の俳優時代の出世作。監督は“ホワイトテレフォン映画”を代表するベテラン、マリオ・カメリーニ。
ミラノの街角。…
デ・シーカが勝手に人の車で爆走する場面でのドライヤーのバイク描写のような速度からソ連映画のような爆速の繋ぎへと移行する感覚が馬鹿馬鹿しい。車をオチに使うギャグの応酬にラストのご都合主義的展開も堪らな…
>>続きを読むマリオ・カメリーニ監督作品はテンポよく、画もシャープで、トーキーではあるものの、サイレントのようなダイナミックでコミカルな動きもあり、約1時間でラブコメを作っていてすごいです。
デ・シーカは俳優で…
マリオ・カメリーニ監督が描くロマンチック・コメディ映画です。タクシードライバーの娘にひとめぼれした若い男は娘に猛アタックします。若い男はイケメンなので娘も悪い気はしません。娘も若くてかわいいから金持…
>>続きを読む昨夜に続いて同じ監督のコメディですが、こっちはあまり面白くなかったです。
自動車修理工のブルーノが、香水店員マリウッチャに一目惚れするラヴコメです。
ワイ的に好みじゃない理由は、ブルーノがしつこ…
主人公の二人、めっちゃ美男美女なのは確かなのに思うように顔が映らない。
そもそも遠かったり、うつむいてたり、陰になってたり、やたら後ろに振り向いたり。やっとそれなりにちゃんと見れても瞬時にカメラが…
自動車を間に挟んで雇う/雇われるの関係性を上手く描いている。男女の駆け引きが女の仕事場の往路と復路で繰り広げられていて、さながらカーチェイスをみているみたいだった。
長回しも効果的だった。女が食堂…