小さい頃に一回でもいいから誰かにしぬほど抱きしめられていたら…こんなふうになってなかったと思うんだよね
家具の間にはさまって自分の存在意義を確かめるみたいに少し安心してやり過ごしてきた朝子のこと…
念願の「ハッシュ」を鑑賞できました。
・LGBT、疑似家族と時代を先取りした
映画
・橋口監督ならではのカット多数
コーヒーが溢れる
蕎麦屋での足の交差
振り返って視線が合うからの大胆な省…
これは傑作。世間の厳しさ、人の優しさ、人の怖さ、人の弱さ、全部詰まっていてこれぞヒューマンドラマ。そして何よりどこか痛快でおもしろい。
なにかって言われれば友だちだけど、普通の友だちともちょっと違…
このレビューはネタバレを含みます
同性愛であること、男女での友情が当たり前のように軽快に流れていく。本当に心地いい…
だからといって深刻な所は流れてしまわない。カット割らずに、じっくり向き合わなきゃいけない。
こんな人間関係や態…
一緒にいてくれる人がいる幸せを感じた。朝子の部屋の前で2人が心配しながら話すシーンが素晴らしかった。徐々に深まる3人の関係性が良かった。全員で部屋で話すシーンは緊張感があって良かった。井戸の毒のモチ…
>>続きを読む橋口作品三作目。カメラの位置の確かさが好きだし、安心して見ていられるのだが、最後の川縁の道を三人で歩くところなんか本当にうまい。
秋野暢子と田辺誠一が畳の仏間で話すところも、井戸の端に腰かけて汗だく…
観始めは朝子は、あっけらかんとブッ飛んでるなぁ~と思った
でも観ていくうちになぜかこの女性に感情移入してた。
人はそれぞれ過去があり、それはどうしても現在の自分とは切り離すことはできません
それでも…