サラの鍵に投稿された感想・評価（★1.0 - 2.0）

過酷な真実を解き明かす代償を、サラの周囲の人々に支払わせる醜悪さ。
自らの正義感や罪悪感、「後世に伝えねばならない」という思いを、何も知らない娘にまで背負わせる悍ましさ。
主人公の記者に対する嫌悪感…

テンポ★★☆☆☆
物　語★☆☆☆☆
演　出★☆☆☆☆
感　情★☆☆☆☆
リピ欲☆☆☆☆☆

前半は良かった。
後半が退屈で、エンドロールで目を覚まし、巻き戻し、エンドロールで目を覚まし、巻き戻し…何…

ナチス占領下のパリ、ユダヤ人で有るサラが検挙時アパートの納屋に弟を閉じ込めたままにして‥と云う過去と、米国ジャーナリストが自分の妊娠に迷いつつ過去の事件を探る現代パートが交互に進行する物語。サラ役の…

知る必要のない事実。それをあえて伝える行為に説得力を欠くと押し付けがましさだけが残る。子役を含め人物に魅力を感じないし描写もあざとい。すべての要素に於いて「灼熱の魂」とは絶望的な隔たり。まったく好き…