【霧の向こう遠くに木が一本】
恐い? 恐くない また来たのか ドイツ行き ゆうべ夢の中で会った 寝なさい 初めに混沌があった またママが来て邪魔する カモメさん! 雨になる 私の翼が濡れてしまう …
長回し(ロングテイク)による、写実主義的なまなざしによって立ち上げられた、象徴主義的な世界像。劇中で少年が叫ぶように「ずっと続いてほしい」官能が、1つ1つのシーン(ロングテイク)に宿っていた。
テ…
わたくしが見たいもの全てが詰まっている作品だった
出てくる土地の地平線がまっすぐでとても綺麗でずっと見ていられる
子供が子供であることを捨てなければいけない場面というのがいくつかあってとても苦しい…
さすがはアンゲロプロス。
だけど少し期待しすぎた。
アンゲロプロスの最高傑作的な評価を獲得している印象だったが、個人的には他のが良かったかも。
子ども2人のあまりにも痛々しい旅路はまさに五里霧中。…
長回しの中で前景でも後景でもフレームの外でも何かが起きている。
闇から光へ、光から闇へと遷移しながら移動し続ける主人公2人の旅は、最後の列車で2人の顔に影が落とされた時、あるいは2人の乗るボートがサ…