ベトナム戦争で激戦地となった937高地の戦いを描いた作品。戦闘の激しさや兵士一人一人が丁寧に描かれており、とてもリアルに感じた。特に雨の中、泥まみれになりながら丘を登って戦うシーンは圧巻。味方に誤射…
>>続きを読むドラマチックな展開や起承転結はありません。善も悪もありません。
こうゆうことがあった。
こうゆうことが、ただあったんだ。
という戦争再現映画である。
同士撃ちがあった。
国に帰ったら迫害された。
…
淡々と死地を描いているが、ベト戦の矛盾を上手く表しているな。
最後の攻撃は、フランツが迷いながら進んでいる感があって良かった。
フランツが戦場に戻った理由を語るシーンと、取材班に言った"お前らより敵…
1969年、北ベトナムの戦略拠点を抑えようと、アメリカ軍第101空挺師団は南ベトナムにある937高地へ侵攻を開始した。
反戦運動が活発となり人々は愛と平和を叫んだ時代。
それらのムーブメントによっ…
このレビューはネタバレを含みます
ベトナムについての本を読んでいてベトナム戦争を題材にした映画を見てみたくて調べたら出てきて評価数も多かったので鑑賞。
携帯の小さな画面でも緊迫感が伝わってくるほど描写はリアリティだった。
戦場…
羅生門オマージュの太陽かと思ったら、夜空を落ちてくる照明弾だと分かった時、物凄い絶望感がありました。否応なく兵士の目で戦場を追体験することとなる、凄まじい映画でした。
冒頭、臓器剥き出しの兵士の脇…
「司令部はオレたちを全滅させたいんだ」
地獄絵図。
阿鼻叫喚とはこのこと。
立って歩けないほどの斜面を、上から狙い撃ちする敵の銃撃に晒されながら征服しようなんて正気の沙汰とは思えません。
言…
戦争の実態。
これが最前線で起こる戦争の実態だろう…。
ベトナム戦争での一人一人の兵士の死に果たして意味があったのだろうか?
多くのアメリカ人、ベトナム人を死に追いやった。
自由を守る為?…