「シン・レッド・ライン」に投稿された感想・レビュー

かきぴー
かきぴーの感想・レビュー
14時間
3.4
戦争映像と並列して差し込まれる「自然の美しさ」と「哲学っぽい語り」が何を指し示しているのか?と考えてるうちに映画が終わった。

一旦、テーマは置いといて戦争の映像についての感想。抑えるべきポイントはきっちり抑えていてある程度の満足感はあったものの、戦争映画は良いものが多いだけに少し物足りないと感じた。最後の方の偵察に行った3人に対し川からたくさんの日本兵がじんわりと寄ってくるカット(あれです)みたいのがもう少し散りばめられてたら、感情的にやられてた(やられたかった)。

残念だったのは状況がわかりにくいこと。少なくとも私はそう感じた。要因は「登場人物」と「場所説明」だと思う。登場人物については、人が多いわりにキャラが薄いなと感じた。もちろん丁寧に描く時間がないのはわかるが、印象的なクセや話し方、性格、好き嫌いなどワンポイント入れてくれれば「あ、この人ね!」ってわかると思う。それから、場所説明はその字面通り「あれ、ここどこ?」が結構あったかなと。

さぁ、テーマに入ろう(気が重い)。
正直に言うと、私はあまり理解できずに終わってしまった。どうも「自然の美しさと戦争、ひいてはそれを起こした人間の愚かさの対比」だけでは理解不十分な気がしたからだ。それだけだと、「あの語りはなんだったんだ!」「あのラストはどういう意味だ!」と思わずにはいられないからだ。もしテレンスマリックが「戦争よくない!」と言いたい<だけ>だとしたら、申し訳ないが私としてはこの作品を好意的に見ることはできない。なぜなら、それだけがテーマならばあの「自然美」や「語り」は、なんとなく差し込まれたものになってしまうからだ。いや、なんとなくというのは語弊がある。正確には、「ひとつひとつに意味はあるが、それらをつないだ時に貫かれる大きなテーマが浮かび上がって来ない」という方がしっくりくる。

もちろん反戦がテーマなのは間違いないと思うが、私はあの意味ありげな演出の裏には真のテーマがあると信じたい。何度も言うがなんとなく差し込まれただけの場合は真のテーマの読み取りは困難になる。

ここから私の解釈。登場人物たちは全員「やりたくないことをやるために自分を納得させるいろいろな理由」を模索してるように見えた。「良い人間なら死んでも苦しくない?」「愛があれば死なない?」「人間の魂は実はひとつ?」「人間も自然の一部、だから美しいはず」などなど。それぞれがいろいろな哲学的問いをするのだが、大切なことはその問いの結果ではなく、問うこと自体だと主張しているのではないか。問いをする者は最後まで冷静で正確な判断をしていた。問いという行為自体が窮地でもその個人の人間性を失わずに済む…ですかね?

あぁ、わからん。よくわからないものをよくわからないまま褒めるのはイヤなので今回はこんな感じ。

それにしてもハンスジマーはニクい(褒め
Mouki
Moukiの感想・レビュー
2017/03/23
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記録

長い記憶が…。
エレンエイム
エレンエイムの感想・レビュー
2017/03/20
3.0
どんなだったかな・・・
忘れてしまった
Rily
Rilyの感想・レビュー
2017/03/18
3.5
目まぐるしい展開や派手な戦闘シーンに重きを置いた戦争映画ではなく、“なぜ”を繰り返し自問する登場人物たちの心情描写がメインにあり、生と死、愛と憎しみ、二つの相反するものが今作でも感じられる。音楽がやたら壮大で感動的だなぁと思って調べたらハンスジマーだったり、ちょい役でのあんな方やこんな方にも驚いた。
KatsukiHirota
KatsukiHirotaの感想・レビュー
2017/03/14
4.1
キューブリックの「突撃」や「恐怖と欲望」からの影響を感じるのですが、どうなんでしょう。ショーン・ペンが良いですね。
あきもとしげお
あきもとしげおの感想・レビュー
2017/03/12
3.4
観たなあ。
actionbyrevenge
actionbyrevengeの感想・レビュー
2017/03/12
4.2

テレンスマリック独特のテンポ感。本当に凄い。


最初の一時間はとりあえず釘付けで見てましたが、やっぱり二時間過ぎたあたりから徐々に疲れてきてキツかったのも事実。

いろんな俳優、特にジョージクルーニーの登場シーンも、ものの3分ほどっていうw
誰が主人公か?とかはとりあえず置いとくというか、コンセプト的に「戦争における各々の気持ち」を焦点に造られてる気がするからだけど、登場人物の多さと心理についていくのも結構きついというか、理解できない部分ばっかりで飽きる要素にもなってるかと。

テレンスマリック特有の「これで終わりスカ?あーそう。。」感も出てましたが、結局のところ三時間もかけないでよかったんじゃないすかね?と思わざろう得ない感じがマイナス。

でもテレンスマリック特有の抽象的なニュアンスが戦争映画だと映えるというか、キチンと意味を持ったような気がして良かったし、それがあるから最後まで見れた気もします。

いろんな人が書いておられるように、過大評価もあるだろうし、お勧めも決してしない映画。

最初5点付けましたが「やっぱり」と思って点数つけ直しました。
三時間ってのがやっぱりネック。
Ryo
Ryoの感想・レビュー
2017/03/03
3.8
記録
Hiro
Hiroの感想・レビュー
2017/02/26
3.8
前作「天国の日々」から突如パリへ渡り教鞭をとっていたというテレンスマリック20年ぶりの作品(因みに彼もハーバード大卒)
前作からすると極端に色々なもののクオリティーが上がっていて、この間に脚本は何本か書いていたらしいが 全く作品を撮っていないというのが信じられない。
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