日陽はしづかに発酵し…の作品情報・感想・評価

日陽はしづかに発酵し…1988年製作の映画)

DNI ZATMENIYA

製作国:

上映時間:128分

ジャンル:

3.9

『日陽はしづかに発酵し…』に投稿された感想・評価

ソクーロフ監督の日本初公開作品(1995年にパンドラが配給)。「ストーカー」(1979)の原作者として知られるストルガツキー兄弟のSF小説『世界消滅十億年前』(1977)の映画化。原題(英訳)は「T…

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ソクーロフ、恐るべし。要再見。
傑作。
砂埃をかぶったような、燻んだ黄色のフィルムに映し出される幻想的で退廃的な世界観。
力強く、美しく、圧倒的。
唯一無二ってのはこういう作品のことを指す。
5.0
このレビューはネタバレを含みます

アンドレイ・ルブリョフよろしく何やら乗り物から俯瞰して撮ったような映像から始まり、惑星ソラリスを思わせる終わり方などタルコフスキーを感じた。あの何やら興味を引く小さなミニチュアの町、メタフィクション…

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ストルガツキー兄弟原作の『世界消滅十億年前』の映画化で、原作者も協力している。でも、提示される謎は解明されることはない。まだ同じ原作者の『ストーカー』の方がすっきりしており、没入できた。
冒頭から謎…

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3.6

何とも不条理な、高熱にうなされて見る夢のようなシーンが続く。黄色い画面や歪んだレンズを通したかのようなカットが幻想的で、現実と幻想の境目が溶けていく。ストーリーを追うのではなく、幻想的なフィルムの世…

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過去鑑賞記録
XA12
3.1

エルミタージュ幻想と太陽しか観てないけど、これがソクーロフの真骨頂らしく鑑賞。
アレクセイ・ゲルマンってまだ分かりやすかったんだなぁ。
ちなみに神々のたそがれとストーカーとこの作品の原作者はストルガ…

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どこまでが演出でどこまでがVHSの劣化なのかわからんかった

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