このレビューはネタバレを含みます
アンドレイ・ルブリョフよろしく何やら乗り物から俯瞰して撮ったような映像から始まり、惑星ソラリスを思わせる終わり方などタルコフスキーを感じた。あの何やら興味を引く小さなミニチュアの町、メタフィクション…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
不条理なことが淡々と起き流れてく中、映画が静かに大きく動く、よくわからないままにおかしな事が受け入れられて進む話好き。
大衆音楽ぽいものから土着的な民族音楽みたいなものがラジオだったり家の外からだっ…
このレビューはネタバレを含みます
『日曜の夜ぐらいは...』に引っ張られていたが、実際は『日陽(ひび)』だった。同じ系譜に『今宵かぎりは...』がある。
邦題が良いので期待していたんですが、少し寝てしまった。
デブライネみたいな…
ストルガツキー兄弟原作と聞いて、一筋縄ではいかないのは覚悟していたけど、タルコフスキーやアレクセイ・ゲルマンのそれにも増して説明的な表現が削ぎ落とされて難解さが極まっていた...
複数のサウンドがオ…
未見の新作『独裁者たちのとき』にますます胸弾んできます。
アレクサンドル・ソクーロフ
『日陽はしづかに発酵し…』
私個人はその著作の一部を途中で挫折したままだから言及する資格など全くありませんが…
30数年前からの宿題になっていた作品で、今回のソクーロフ特集でフィルム上映できる劇場でも上映されない劇場は理由があって、本作はアルテリオ映像館での上映で打ち止めだと聞き、今回絶対に見ておかないと!っ…
>>続きを読む聴こえないはずの話し声や禁忌に触れるような喘ぎ声
二つの音楽が聴こえる状態って心当たりがある気がする
これをこう撮りたいという願望の強さがリュミエールルール的
それらを無理矢理にでも繋ぎ合わせて…
長年観たいと願っていたフィルムのひとつ。
アジアとロシアの狭間という文字通りの辺境であるトルクメニスタンの温度や空気や匂いが、フィルムの表面から溢れ出して映画館に充満していた。中央アジアのザラザラと…
このレビューはネタバレを含みます
謎な光の撮り方とかカフカ的にもほどがある不条理ストーリーに面食らいつつもラストシーンの余韻で十分おつりが来た
ほぼオレンジと黒のみのコントラストで表現された哀愁、別れる哀しみ、これからの孤独の重みを…