白夫人の妖恋のネタバレレビュー・内容・結末

『白夫人の妖恋』に投稿されたネタバレ・内容・結末

「泣いてる時ではありません、情のない男の心を憎むのです…こうなったらただ憎むのです!憎むんですよ、奥様…」「いいえこれは…迷いではございません、迷いでは!」
映像の色合いが柔らかくアニメみたいな非現実さ。お酒を無理やり飲ます酷い男たち。八千草薫がめちゃくちゃかわいい!

白蛇伝がベースである本作、白蛇の化身である白娘の女の情念が凄まじい。愛する許仙の為なら身を粉にし、店の薬が売れるよう井戸に毒薬をまき疫病まで蔓延させちゃう。ひとすじな白娘とは対照的に気持ちもブレブレ…

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小説っぽくみてはならない。詩としてみる。そういう意味では一見かけはなれた。サイケ期に量産されたコーマン印のカラー恐怖ゴシック映画。イーストマンカラーはファズギター。
わー、1956年の作品としてみると凄い!!
楽しめたー。

しかし、男どもがイラッとさせてくる。

山口淑子さんが、李香蘭だったんですねー。本当お美しい!!

金の切れ目が縁の切れ目、、、かと思いきやラストは純愛で持ってく大雑把がいい。妖術使えばいいのに薬屋として真面目に働く山口淑子と甲斐甲斐しく勤めるもののダメさに呆れてビンタしたり、最終的には去ってく八…

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カラー作品。絵のように美しい。
中国風の着物にパールの髪飾り。
睡蓮と牡丹。

一体何がしたいのか、優先順位も信念もなく、フラフラしてばかりのダメ男と
目的が明確で、どんな罰を受けてもいいと覚悟を決…

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