怪竜大決戦の作品情報・感想・評価

「怪竜大決戦」に投稿された感想・評価

元祖忍者活劇エンターテインメント作品。ワイヤーアクションつきチャンバラと手裏剣と、写真をはめたような特撮が素敵。松方弘樹が好演。松原智恵子かと思ったら、ヒロインは小川知子だった。美しい。

敵の大蛇丸は大友柳太朗さんだが、悪城主は天津敏さんで、この天津敏さんと、登場するガマの怪獣やらなんやらが、とても『仮面の忍者赤影』に似てるな~と思っていたら、やっぱりそういうことだった。(笑)

『ガメラ対バルゴン』にも似ているんだよな。ガメラは大映だけど、城とバルゴンの絵がとても似ている。

こんなチャチな特撮が、自分の好みで、ソフビと城の模型で、遊びたくなる(笑)
pon

ponの感想・評価

3.5
いやぁ〜久しぶりに時代劇を観ましたが、やっぱり良い。なんだかしっくりくる。これって単に自分が時代劇好きだからなのか!日本人だからなのか?
まぁそれは置いといて〜

伝奇的貴種流離譚として、松方弘樹の格好よさを前面に打ち出した作品。

こういう題材、こういう時代劇でぜひ新しい作品が観たい!と思う。海外に受けると思うんだよな〜。
松方弘樹がブーメランで首チョンパになってお茶吹きました。
大友柳太郎と松方弘樹が怪竜と蝦蟇のアテレコしてるってだけですさまじくレア!
なかなか面白いし、いい出来栄え。小川知子かわいいし。大友柳太朗の、キン斗雲は笑っちゃう。
怪獣特撮映画として制作されていはいるが
主に時代劇忍術特撮映画といった方がよい作品

ナルトで最近知名度が高くなった
ジライヤ、大蛇丸、綱手、の3キャラが主要人物の物語
同様に
蝦蟇、蛇(龍)を扱うというネタも考えると
ナルトはこれが元ネタと思っていいのかもしれない

ジライヤというキャラクターはこれが原作なのかはパッと見調べでは言及されてないのでわからないけど
これより前にあったかもしれないし
これより後のジライヤがナルトの元ネタという可能性もある

ちなみに綱手が扱うのはナメクジじゃなくてクモ
ナルトでもクモを使ってもよかったやんとちょっと思った。
女性とクモを関連づける表現って多いしね「蜘蛛女」や「蜘蛛女のキス」やブラックウィドーや妖怪の女郎蜘蛛伝説など
女郎蜘蛛という品種と蜘蛛の巣で獲物を絡め取るイメージが悪女になぞらえやすいのだろうけど

ちなみにこの作品の綱手は悪女ではありません。一応


忍者活劇として、当時の特撮技術で特殊な忍術を表現していて
現代のものに比較したら当然粗さが目立つけど
当時の技術ではかなり様々な技術を駆使して制作しているであろうことが見てとれて
物語の中で不自然さもなく
むしろその粗ささえ飲み込んでしまえば楽しく観れた

ラストのタイトルにもある怪獣決戦は
城のミニチュアも含めて良くできていて
当時から大真面目に役者やスタッフが特撮作品を作っていたと思うと
日本人はやっぱり子ども向けとか多くの大人が侮っていた時代から
潜在的にこういう作品が好きであり得意だったんだなあと
オタクとしては感慨深い

話の筋は単純でありつつもキャラの魅力もあって面白く
今の技術でリメイクして欲しいという気持ちがある
反面、今の邦画界でリメイクするとか言われても不安感しか残らない
ちゃんと原作に対して敬意や愛情を持ちつつ作品として昇華できる一握りの作り手がやりますってなれば期待できるけど

安易にハデに、イケメンでも使って大味でドカンとやっとけばいいでしょみたいなことされたらすごいもったいない作品
だと思えるくらいには魅了された。

まぉそんな適当なリメイクをする制作が手にかけるような知名度はないと思うけど…笑

ちなみに主演は当時のイケメン若手だったであろう松方弘樹
若くて目力あるイケメンですわ
演技もなかなかいいと思う
景コマ

景コマの感想・評価

3.5
はじめまして。一発目はコレ。東映制作、伊上脚本、松方弘樹主演の時代劇怪獣映画。ついでに忍者。そこそこのクソ映画を予想して鑑賞したら意外にもなかなかの力作でした。当時の東映時代劇の重鎮が参加しているようだが、自分にわかったのは主演の松方弘樹のみで、不勉強を恥じ入るところ。

名君の領主が配下に裏切られて殺され、その息子たる雷丸(後に自来也と名乗る。なお変身はしない)が謎の老人の元で身に付けた忍術(多分)で敵討ちに大暴れする。行く先々で雷丸が世話になった人が悪役連中に殺されたり拐かされたりして、敵討ちの重さが徐々に増していく様はなかなか見事。設定を上手く活かして、名も無きモブに鮮烈な味わいをもたらす中盤は、大いに魅せられた。自来也物語をベースにしているが、随所に源義経の逸話を巧みに組み入れている。
とはいえ、色々とガバガバな…もとい、大雑把な伊上脚本はこの頃から変わらない。スーパー忍術の説明はほとんど無く、中身もキン斗雲に乗ったり八艘飛びをしたりやりたい放題。前後の台詞の整合性が全く取れていない部分もちょいちょい見られ、良くも悪くも伊上節全開である。

特撮レベルは非常に高く、東宝の怪獣映画にはやや及ばずながら、似たような系統の「大魔神」シリーズの特撮シーンと比べても遜色ない。のちに『仮面の忍者 赤影』に再利用される巨大ガマや怪竜、大蜘蛛が巨大な城郭セットを破壊しまくる最終決戦は必見です。

「東映唯一の怪獣映画」と聞き、先日『キャプテンウルトラ』の第1話を視聴した身としては、あの自主制作クオリティが『仮面ライダー』前夜の伊上脚本で、しかも映画として描かれることを予想し、相当覚悟を決めていた。良い意味で予想を裏切られ、大満足の一本です。
ジライヤが松方弘樹でオロチ丸が大友柳太朗の忍術特撮もの。クライマックスに巨大蝦蟇と怪竜が対決!クモンガみたいな奴がオイシいとこを持っていく。
小学生の頃テレビで見て好きだった作品、よく年末に放送していた。
東映の唯一の怪獣映画。
ゴジラ、ガメラが頑張っているんで、日活、松竹も作ったんで、わが社もって感じかな。
自雷也さんがベース(ナルトで有名になったか)で、時代劇の有名どころが出演。(主役は、松方弘樹さん)
怪獣と言っても、大蜘蛛とか大鷲とかだけどね。
綱手も出てる。
まぁ、時代劇の域は出ていない気もするが、昔懐かしい作品ではある。