西川美和監督作品
一つの事件を機に兄弟の見えなかった姿が見えてくる。
兄弟愛と家族とはという大きな規模感での偉大なメッセージの詰まった最高傑作であった。
撮影
今作では多くのミスリ…
凄すぎた
香川照之の、底の見えない演技に感情がゆれてしまう。一体何を考えてるのか、何が正解なのか、そもそも正解なんてあるのか、わからなくなる。
縮まらない隔たりと、それがもう声が届かないほど離れ…
10何年も見よう見ようと思って見れてなかった名作をやっと見た。
やっぱり名作だった。
結局事件の事実もその時の人の感情でどうなのかはわからないし、記憶も人の感情も関係性もタイトル通り揺れ続けていた…
思えば冒頭で兄の裾に溢れたお酒をタケルが眺めてるシーンから、なにかの違和感が始まっていたのかもしれない。。じわじわと行き違って行く感じが良かった……
あとこのときのオダジョー、おしゃれ散らかしすぎ…
初鑑賞です。
以前から気になっていた作品です。
感想ですが、モヤモヤしたところが多めです。
が、全体的には好きな作品です。
①気になったところ
・法廷描写
違和感を覚えるところがいくつ…
同性の兄弟の、このなんとも言えない関係性、よくわかるだけにすごく刺さった。
智恵子という女性がこの兄弟にとってどういう存在であったのかというところがイマイチ伝わってこなかったのはちょっと残念。
ま…
香川照之の演技が良い。
田舎に縛り付けられた兄
自由な弟
幾重にも重なる信と不信
ラストの兄の表情はなんだったのか
良いと思う映画は映画そのものの感想が書きにくい、複雑で重層的でおそらくそれぞ…
映像が綺麗。
この作品で自覚したけど、2000年代の邦画の雰囲気が自分は好きなんだと思う。
撮影技法が違うのか、今の映画ほど色味がビビットではない。
香川照之がすごい。なんやかんや半沢直樹とかカイ…
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