イノセント・ブラッドの作品情報・感想・評価

「イノセント・ブラッド」に投稿された感想・評価

TimBizzley

TimBizzleyの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

吸血鬼という古典的ホラーキャラをメインに、恐怖に絡めた喜劇的状況をニンマリできるジョン・ランディスらしい作品。

ピッツバーグと言えば、ジョージ・A・ロメロ監督のホーム・グラウンド。
舞台をピッツバーグにしたのはわざとだろうな。多分。
劇中TVに、ベラ・ルゴシの『魔人ドラキュラ』やクリストファー・リーの『吸血鬼ドラキュラ』が登場するのも映画オタクのなせるわざ。
見覚えのある監督たちも登場。
食肉業者倉庫管理のサム・ライミ。
救急車に乗務するダリオ・アルジェント。
検死官のフランク・オズも生き生きと演じている。

アンヌ・バリローが演じるボーイッシュだけど魅力的で退廃的で不健康な吸血鬼が良い⤴
なんでエロシーンばかり作りがたるんだろ、この監督さん。
まあいいけど。
《あらすじ》
美女バンパイア・マリーは悪党の血が大好物。吸血後には必ず獲物がバンパイア化する前に頭をつぶしている。今夜の獲物はマフィアのドン、サル・マルチェリ。しかし、とどめを刺しそこなったためにサルはバンパイアとして蘇生してしまう。マリーは刑事のジョーとともにサルを追い始めるが…。


良くも悪くもジョン・ランディスらしい、ゆるいB級ホラーコメディ。ダラダラしながら観るのにちょうどいいレベルだ。
CGが飛躍的に発達するのは同時期の『ターミネーター2』(1991年)や『ジュラシック・パーク』(1993年)からなので、今作の特撮やアクションなどはほとんど手作りなのが新鮮だ。
主演のアンヌ・パリロー(当時32歳)は『ニキータ』でブイレクしていたにもかかわらず、全裸は見せるわ、セックスシーンはあるわと実に魅力的だ。それだけで本作は充分なのかも。
でも、当時の彼女ならもっといい作品を選べたとも思う。模索中だったのだろうか? そんなアンヌも現在58歳。『ニキータ』以外の出演作品がほとんど話題になっていないのは残念である。
ニキータのアンヌ・パリロー主演のヴァンパイヤ作品です😊
噛まれたマフィアがヴァンパイヤになったり意外な展開が面白い異色作で好きな一本です😘
美しいヴァンパイアが獲物として目をつけたのはマフィアだった…
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ジャケのインパクトからいつか観てみたいと思っていたが…

検死室か?数々の遺体、かっさばいたまんま放置されてて、ニヤニヤ観てたらヴァンパイアに襲われた死体が脱走、検死官、警官が追いかける…これコメディだったんだ…⁉︎
あと心の声のセリフとか時代が出てます😅

車のスピンとか、ニキータな感じとか無理に食い込ませた演出にもニヤっと。

2018 3 DVD
nilce

nilceの感想・評価

3.0
面白かったけど、この終わり方は果たしてハッピーエンドなんだろうか。オトコが終始オタオタしていて、ちょっとカッコ悪い。
う、、ん、、想像していた映画ではなかった、、
吸血鬼ものの映画にマフィアとかは、私的にはいらない。
美しくない、、、
アメリカ、
ピッツバーグを舞台に、
女吸血鬼とマフィアのボスとの死闘を描くホラー・アクション。
吸血鬼と言えば男というイメージがありますが、
この映画の吸血鬼は女です。
吸血鬼を演じるアンヌ・パリローは素敵。
吸血鬼は悪党だけを狙っては襲っています。
血を吸った後は吸った相手を殺さないでいると吸血鬼になります。
殺すと吸血鬼にならないといった設定は面白い。
マリーは吸血鬼を増やしたくないので殺してますが、
マフィアのボスを襲った時、
とどめを差すことに失敗してボスが吸血鬼になってしまう。
そこからマフィアのボスに追われるはめになる。
コミカルな要素もあって笑えるシーンもあります。
吸血鬼は不死身というイメージがありますが、
この吸血鬼は頭部を破壊するだけあっけなく死んじゃいます。
特別出演で、
トム・サヴィーニ、
サム・ライミ、
ダリオ・アルジェントなど、
ホラーを代表する監督が出演していたのはホラーファンには嬉しい。

このレビューはネタバレを含みます

マフィアのボスが吸血鬼になっちゃって街を牛耳ろうとしてる!それを美人吸血鬼と刑事が止めようとするって話。
カメオ出演陣が豪華なのはいつものこと。
にんにく嫌い、日光で死ぬなどの設定は例に漏れず。けど吸血鬼の殺し方は雑な印象。
車が信号無視!→他の車がキキーっとブレーキ!ってシーン多い。
光で死ぬ描写・目はインパクトあって好き。

ちなみに劇中ちらっとテレビに映るヒッチコックの映画は、パラダイン夫人の恋。映画の話と主人公二人の関係がシンクロしてます。
血を吸った後、獲物が蘇生する前に必ず殺さなければならないという設定はけっこう縛ってるな~という印象。話の方は可もなく不可もなく。ヴァンパイアものっていかに他の作品と違う個性が引き出せるかがポイントだと私は思っているので、やっぱり扱いが難しいジャンルのひとつだとは思う。まあ本作は出ているキャスト陣がみんな濃い人たちばかりなのでもしかしたらこれは"人"を観る映画なのかもしれない。冷酷なマフィアのドン・サルを演じたロバート・ロジアの怪演が光る一本。それとルイス・ガズマンが普通の刑事役なのには笑った。
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