1964年の映画。もちろんCGなどなしに大勢で繰り広げられる圧倒的なダンスと展開、底抜けに明るいストーリー、ときにはダウンサイドでブルースなエッセンスもあり、さらには60年まえの東京の景色をリアル・…
>>続きを読む2025年1発目は景気良く!
新年1発目は和製ミュージカル映画の代表作。出世に目がない高度経済成長期の軽薄でインチキなサラリーマンをフランキー堺、優しく誠実で無欲な後輩サラリーマンを高島忠夫、アメ…
#95 日本映画と音楽
今回で5回目の鑑賞だが、ニュープリントの大銀幕上映で、あらためて感動した。
9割の入り。
長年、フィルセンに通っているが、ゲストなし、イベント的上映でもないのに、あんな大拍手…
YouTubeで歌唱シーンを見て絶対劇場で見たいと思ってた。
日本のミュージカル映画最高峰か。
フランキー堺の身体性。雪村いづみの歌唱。
♪アメーリーカでわっ!
スリムで強気、眼鏡キャリア上司がタク…
【ごきげん】62
時代状況も、映画の中身も、須川栄三の演出も、俳優も、音楽の黛敏郎も作詞の谷川俊太郎も、すべてがごきげん。
新橋あたりのほこりっぽい繁華街で夜空を見上げながら、出世争いに負けたフラ…
熱烈なファンが多い作品で拍手が起こることがあるが、この作品が終わった時に起こった拍手は、今この瞬間に魅了された人々によるもののように感じられて、とても幸せな気分になった。こんな経験は初めてだった。も…
>>続きを読む(35mm)
額面通りに受け取ると拝金主義を全肯定する無配慮な映画だが、アイロニカルな視座が入り込み力技で卓袱台をひっくり返している。(とはいえ、ちゃんと元通りにするお行儀の良さはもったいないが。)…
高度経済成長期の真っ最中にもこういう強烈な風刺があったのか。この頃から出羽守イジりってあったんだな。結末については、現代なら「私はこのゲームから降ります」となりそうなところを「出世ができました!」で…
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