貫徹
母親と二人暮らし青年は登山中に命を落とした父の影響か、登山に情熱を注いでいた。
彼は父親を亡くしたヒマラヤ登頂を目指すため、働きながら貯金していた。
しかし、母親の容体が途端に悪化。治療には…
ヒマラヤに消えた父。
寄る辺なき青年の心を、綱で宙吊りとなる工事&登山景が象徴するザヌーシ1980年作。
母の入院に際し、賄賂の必要を教えた看護婦を伴侶としたピロートークで統計と宿命を巡り語った…
【第33回カンヌ映画祭 審査員賞】
『太陽の年』クシシュトフ・ザヌーシ監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品され審査員賞を受賞した。
これは傑作。日本ではほぼ現状観ることが出来ないザヌーシ監督作品、M…
共産党が支配するポーランドを舞台に、電気技師の若い男性が理不尽な母の死や上司の腐敗に向き合いながら過ごす日々を描いた、クシシュトフ・ザヌッシ監督のドラマ映画。1980年のカンヌ国際映画祭では審査員特…
>>続きを読むマザコン青年が死にゆく母親を看取り、失意の日々。職場で孤立、全て悪い方向へ進み、ノイローゼ。登山、落下、宙吊り。纏わりつく"Fate"。挿入されるヒマラヤ。画面外の音が良い。そして何より母親を失った…
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