前作『スピード&ラブ』のコミカルなテイストとは打って変わり、資本主義社会の中でいかに人間が資源として扱われ、消費されているのかをシニカルに描いていてヒリヒリした。
『フリーランス』でもそうだったが…
フィルメックス2025④
洗車シーン被り、どちらも違う良さがあって、有楽町遠いけどフィルメックス通ってよかったなと思いました わかりやすさが求められる風潮には合わないのかもしれないけど、この監督の、…
東京フィルメックスにて。
タイの社会の現状、と言うか日本にも共通する資本主義の社会の現実をタイの社会の中から描きましたと言うべきか。
上流階級にすがる、中流階級をなんとか維持している世帯。パワハラに…
[タイ、資源としての人間に明るい未来はあるか] 80点
傑作。ナワポン・タムロンラタナリット長編七作目。ブラック企業の人事部で働くフレンは、毎日様々な新人の面接を担当している。癇癪持ちの他部署の役…
夫へ妊娠を告げられないフレンが、ブラック企業の面接仕事を通して見つめる今日のリアル。
主演Prapamonton冴え渡り、ナワポン監督のポップな先鋭化がとまらない。アピチャッポンを遥かに凌ぐ“タイ…
1番前の席で見たので画角がよく分からなかったが、中盤はえらく丁寧に描くなーと思い、終盤に生きることの不安感というかだいたい私もこんくらいのモヤ感で生きてるわい、とこっちと地続き?空気続きな感じがした…
>>続きを読むこれはタイの社会について知らないと、生きづらい現代社会の鬱憤や資本主義批判を詰め込んだだけに感じるかも
有名な学校は上流階級だったりコネがないと入学する資格さえないような超階級社会のタイで、フェラ…
写される彼女の横顔を見つめながら、いったい彼女はいつ心から笑うんだろう?と考えていた。
プール、ランニングマシーン、元々は人間がサバイブする中で自然にするはずの運動を、社会の中に無理やり場所を作って…
ナワポン監督の最新作、かなりしんどかった...
資本主義とパターナリズムに懐柔されて、怒ることにすらすっかり疲れてしまったフレンのためらいや諦めの表情をたっぷり時間をとって映すことでその悲痛さが胸…